「妊娠も出産もしないで父親になれちゃう」 大竹しのぶ、話題作『海のはじまり』で“涙”の迫真演技

俳優の大竹しのぶが1日放送のフジテレビ系連続ドラマ『海のはじまり』(月曜午後9時)で迫真演技を披露した。「妊娠も出産もしないで父親になれちゃうんですから」という発言に、ネット上で「シンプルで当たり前なんだけど鋭い言葉だと思った」「言葉辛辣だけど本当だよね」「鳥肌が止まらない」と反響が集まっている。

大竹しのぶ【写真:ENCOUNT編集部】
大竹しのぶ【写真:ENCOUNT編集部】

水季の母・南雲朱音を演じた

 俳優の大竹しのぶが1日放送のフジテレビ系連続ドラマ『海のはじまり』(月曜午後9時)で迫真演技を披露した。「妊娠も出産もしないで父親になれちゃうんですから」という発言に、ネット上で「シンプルで当たり前なんだけど鋭い言葉だと思った」「言葉辛辣だけど本当だよね」「鳥肌が止まらない」と反響が集まっている。

 第1話で主人公・月岡夏(目黒蓮)は、7年前に別れた元恋人・南雲水季(古川琴音)の葬儀で少女・海(泉谷星奈)と対面。そこでは、水季の母・南雲朱音(大竹)から、サインした「人工中絶に対する同意書」を手渡された夏。別れを突如切り出し、夏の前から忽然(こつぜん)と姿を消した水季だったが、実は自分の知らないところで子どもを生んで育てていた。

 朱音は、海の父親が夏と打ち明ける。「すみません。なにも知らなくて……」と謝る夏に、朱音は「ええ、知らないでしょうね。男の人は隠されたら、知りようがないですもんね。妊娠も出産もしないで、父親になれちゃうんだから」と憮然とした表情を見せた。

 そして「海の父親やりたいとか思わないですよね。押し付けようとしているわけではないんです。水季が勝手にわがまま言って、1人で勝手に産んだ結果ですから。大丈夫です。ただ、想像はしてください。この7年の水季のこと。想像はしてください。今日一日だけでも」と目を潤ませながら切実に訴えた。

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