元NHKアナ有働由美子がCM初出演 演技論の本で勉強も「それはいらないと言われました」
フリーアナウンサーの有働由美子が2日、みずほフィナンシャルグループ・渋沢栄一新紙幣発行記念イベントに登壇。初めてのCM出演を果たし、撮影のエピソードを明かした。
渋沢栄一新紙幣発行記念イベント
フリーアナウンサーの有働由美子が2日、みずほフィナンシャルグループ・渋沢栄一新紙幣発行記念イベントに登壇。初めてのCM出演を果たし、撮影のエピソードを明かした。
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本イベントは、みずほ銀行の前身である日本最古の銀行・第一国立銀行を創設した渋沢栄一が新一万円札の顔となることを祝い開催。3日から開始される新紙幣の発行に先駆け、有働が登場するテレビCMがお披露目された。
CM初出演となった有働は、「これだけ長く生きてきたのに、味わったことの無い初めての緊張感がありました」と撮影を回想。「NHKというCMの世界で27年生きて、自分にとってCMは見るもので、自分がそこにいるのは一番縁遠い感じがした。どぎまぎするというか、こそばゆいというか、そしてありがたい気持ちでした」と思いを明かした。
撮影には演技論の本を読んで臨んだというが、「まったくそれはいらないと言われました。いつものようにインタビューしてくださいということだったので、自然に撮らせていただくことができました」と撮影の裏側を披露。演技への興味を聞かれると、「かつて三谷幸喜さんの『記憶にございません』という映画に特殊メイクをして、私と分からない形で出演した。それ以降、何のお話も無いので、そっちの方では、まったく才能が無いのではないかと思う……」と謙遜していた。
新紙幣発行という節目にちなんで、人生の大きな転機を聞かれると、「6年前にNHKを辞めた時だと思います」と回答。「節目が来るではなく、自分で節目を作ったという意味では、人生で一番大きかったです。最初で最後の大きな節目だったと思います」と振り返った。
イベントには、先日、渋沢が8親等の親戚であることが判明した歌舞伎俳優の尾上松也も登壇。有働に渋沢や新紙幣に関するクイズを出題し、イベントを盛り上げた。