「半沢直樹」制作会見 堺雅人「壮大な物語の船出」
俳優の堺雅人が、自身が主演するTBS系日曜劇場「半沢直樹」のオンライン制作発表会見に出席した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で撮影を取りやめていたが、6月に入って徐々に再開。7月19日午後9時に初回放送を迎えることが決定し、堺は「途中撮影の中断もあったので、感慨もひとしお。(半沢直樹は)まだ死んでなかった、まだ脈があって力強く心臓が動いているんだと確信した」と喜びを口にしていた。
「途中撮影の中断もあったので、感慨もひとしお」
俳優の堺雅人が12日、自身が主演するTBS系日曜劇場「半沢直樹」のオンライン制作発表会見に出席した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で撮影を取りやめていたが、6月に入って徐々に再開。7月19日午後9時に初回放送を迎えることが決定し、堺は「途中撮影の中断もあったので、感慨もひとしお。(半沢直樹は)まだ死んでなかった、まだ脈があって力強く心臓が動いているんだと確信した」と喜びを口にしていた。
前作と同じく池井戸潤氏の「半沢直樹」シリーズから「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」(ダイヤモンド社/講談社文庫)をドラマ化。前作では東京中央銀行のバンカー・半沢直樹が、銀行内で行われていた数々の不正を明らかにするも、まさかの子会社への出向を命じられるという衝撃の展開で最終回を終えた。「やられたらやり返す。倍返しだ!」の決めゼリフが社会現象になった前作に引き続き、今作も主演に堺雅人を迎え、東京セントラル証券で営業企画部長となった半沢に巻き起こる事件を描く。
この日行われた制作発表会見には、堺雅人、上戸彩、及川光博、片岡愛之助、今田美桜、井川遥、尾上松也、市川猿之助、北大路欣也、香川照之と超豪華キャストがズラリ。登壇した出演者たちは一定の距離を保ち、アクリルボードを挟んでそれぞれがあいさつ。第1話を視聴した堺は「すごいカロリーの詰まったドラマ。1シーン1シーン大変だったが、通して見るとすごく壮大な物語がようやく始まった船出という感じ」を興奮気味で語っていた。