東京大学医学部卒でタレントの“頭脳王”河野玄斗が29日、読売テレビ『今田耕司のネタバレMTG』（土曜午前11時55分）に初出演した。

　28歳の河野が「医師国家試験に受かって、あと一応、在学中に司法試験と公認会計士試験とか、あといろんな検定、簿記検定1級とか、英検1級とか、数学検定1級とか、世界遺産検定1級とか、統計検定1級とか（を取得した）」と自己紹介すると、MCの今田耕司は「いや、28年では無理やで。それだけ取んの」とぼやいて笑わせた。

　会社経営も手掛ける河野は、事業について「いま、教育会社をやってます。オンラインで授業をしたりとか。こんだけ資格とか、いろんな試験取ってると、“どういう風に勉強すればいいですか”っていう声、たくさんもらうんで」と説明。

　子を持つ父親でもある小籔千豊が「聞きたい、聞きたい。月ナンボ払うたらよろしいの。ウチのアホ、入れよう思うたら」と反応すると、河野は「講座によりますね」と返した。ここで辛坊治郎氏が「（小籔の）息子さんを、中学生？　東大入れるのにいくらかかる？」と仲介して尋ねた。河野は考えつつ、「とりあえず100万（円）」と答えると、小籔は「東大、行けまんの。払う、払う。そんなもん」と声のトーンを上げ「東大やのうても、国公立行かしてもらうだけでも、学費の差額考えたら、だいぶ得ですやん」と続けた。

　ここで今田が「オレ58（歳）なんすよ。東大、今から行こう思うたらナンボかかります？」と質問すると、河野は「う～ん、5年かかります」と回答。今田は「5年？　63歳でオレ、東大入れんの」と驚き、周囲からは「いい挑戦」と勧める声も。今田が「マジで？　東大？」と確認すると、河野は「（受験勉強を）びっちりやってですし。でも、ずっといろんなニュースに触れたりして、基礎学力はめちゃくちゃ高いと思うので、全然いけると思います」と太鼓判を押した。これに対し、今田は「勉強は僕、全然できなかったですよ。大丈夫ですか」と明かした上で、「ECCの先生に“コージはテキストを開くと、脳が閉じるシステムだね”って。”あなたはもうしゃべらした方がいいね””コージはテキスト開いた途端、脳がシャットアウトする”って。だからオレ勉強できひへんかったんかなと思って」と情けないエピソードを披露して笑わせた。