花江夏樹、武内駿輔、中村悠一が日本版声優に決定 映画『インサイド・ヘッド2』で“推しキャラ”役

声優の中村悠一、武内駿輔、花江夏樹が8月1日に日本公開されるアニメーション映画『インサイド・ヘッド2』の日本版声優を務めることが28日に発表された。ライリーの頭の中に存在する“秘密の推しキャラクター”役を担当する。

下段左から花江夏樹、武内駿輔、中村悠一【写真:(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.】
下段左から花江夏樹、武内駿輔、中村悠一【写真:(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.】

8月1日に日本公開

 声優の中村悠一、武内駿輔、花江夏樹が8月1日に日本公開されるアニメーション映画『インサイド・ヘッド2』の日本版声優を務めることが28日に発表された。ライリーの頭の中に存在する“秘密の推しキャラクター”役を担当する。

 本作は『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『リメンバー・ミー』など、数々の心温まる感動の物語を贈り届けてきたディズニー&ピクサーの最新作。日本に先駆け全米はじめ世界各国で6月14日から公開されるや、アニメーション史上歴代No.1オープニングとなる歴史的な大ヒットスタートを記録している。

 主人公ライリーの頭の中の感情たちの世界を描いた本作には、ライリーの秘密を隠している“保管庫”が登場する。そんな“保管庫”で暮らしているのが、ライリーの“秘密の推しキャラクター”たち。このたび、ライリーが大好きなゲームに登場する、カッコいいけれどヘタレな必殺技しか繰り出せない日本のゲームキャラクターをモデルにしたランス・スラッシュブレード役の日本版声優に中村、ライリーが好きだった子ども番組に登場するキャラクターのブルーフィーとポーチー役に武内と花江が決定。さらにヨロコビやカナシミたちと出会う本編シーンも解禁となった。

 前作からちょっぴり大人になったライリーには、家族や親友にも言えない“秘密”も出てくる。ライリーが心の中で密かに恋をしているのが、親友と一緒にハマっていたゲームに登場するランス・スラッシュブレード。ランスは、日本のRPGゲームキャラクターをモデルにしており、『インサイド・ヘッド2』のキャラクターデザインを監修している村山佳子氏がデザインに関わったキャラクターだ。

 2000年代のゲームをモデルにしているため画質の解像度は敢えて低くデザインされており、「掴めないほど大きなソード、不必要な片側だけの肩甲、お腹が見える衣裳など、『なんで? なぜ?』と思うような不必要な要素を詰め込んだ」と村山が語る、本作でも異彩を放つユニークなキャラクターで、紫の長い髪をなびかせながらキザなせりふを連発するが、必殺技はヘタレにもかかわらず、ライリーは未だにこっそり推している。

 そして、2Dのキャラクターでライリーが幼い頃に見ていた子ども番組に登場するピンクで愉快な犬のブルーフィーと、ブルーフィーが腰に巻いている黄色いポーチのポーチー。大人になるにつれ子ども番組を見なくなってしまっていたライリーだが、実はまだ密かにブルーフィーとポーチーのことが大好きなのだ。周りの友達に言うのは恥ずかしいけれどライリーにとっては大切で、頭の中の深い秘密の場所に眠っているキャラクターたちだ。

 ランス役の日本版声優を務めるのは、『呪術廻戦』の五条悟役や『ハイキュー!!』の黒尾鉄朗役など数々の人気キャラクターを演じてきた中村。中村はランスについて「今回演じさせていただく役は……もう出てきて一言喋れば、いや喋る前から!? どんなやつなのか察しがつく様なわかりやすいキャラクターだと思います。それだけ個性的、と言う事で演じる際にも難しい点が沢山あり、熱の入った収録になりました。立ち位置的には凄くオイシイので見てくださった皆様の印象に残る人物です」と、超個性的で面白いキャラクターであることを明かしている。

 さらに本作の見どころについては「そして何よりも本作のドラマ部分! 自分も台本片手に通しで拝見しましたが、途中から見入ってしまい『最後はどうなる!?』と盛り上がってきたところで試写の時間が終了……ラストを観ることはかないませんでした。早く観たい! きっと観る方が全てに共感できる、ライリーの悩みや楽しさ、変化し続ける感情を楽しんで下さい」と、誰もが共感できる物語になっていると熱いコメントを寄せた。

 ブルーフィーを演じるのは、『アナと雪の女王2』のオラフ役や『アイドルマスター シンデレラガールズ』のプロデューサー役などで知られる武内。「かなりジョークの効いたキャラクターでとてもやりがいがありました!笑 『インサイド・ヘッド』の世界観が新しいキャラクターたちの登場によって、さらに広がった気がします。前作もかなり面白かったですが、今回は超えるくらい感動しました。思春期を迎えたライリーの学生ならではの悩みや喜び、そんなドラマをぜひ楽しんでいただけますと幸いです」とコメント。

 そして、ポーチー役には『鬼滅の刃』の竈門炭治郎役や『ディズニー ツイステッドワンダーランド』のリドル・ローズハート役などで知られる花江。「『インサイド・ヘッド』は以前から好きな作品でしたのでオファー頂いた際はとてもうれしかったです。ポーチーは見た目がとてもユニークで可愛くて、出演シーン自体はそこまで多くありませんが重要な役割を担ったキャラクターです、きっと……笑 楽しんで頂けると思いますので是非ご覧下さい!」と明かし、物語の中で重要な活躍を見せるポーチーの印象を明かした。

 併せて、ランスとブルーフィーとポーチーがヨロコビやカナシミたちと出会う本編シーンも解禁となっている。

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