俳優の水川あさみが26日に都内にて行われた、6月28日放送開始のTBS系連続ドラマ『笑うマトリョーシカ』（金曜午後10時）キャスト登壇制作発表に登壇した。

　本作は、日本推理作家協会賞や山本周五郎賞など数々の受賞歴を持つ早見和真氏が2021年に発表した同名小説が原作。誰もが持つ欲や野望に迫ったヒューマン政治サスペンスであり、若き政治家と有能な秘書の奇妙な関係、栄光の裏で起きた数々の不審死……そしてそれを追う新聞記者の強い執念と“人間という迷宮”を描くスリリングなエンターテインメント作品となる。

　水川が演じるのは、主人公の新聞記者・道上香苗（みちうえ・かなえ、38）。同世代の3人の共演について「ほぼ同じ時代を生きていた、心から信頼できる2人と携わって作るよろこびもあります。そのなかでフザけたり、どうでもいい話をしたり、そういうことができるからこそシリアスなシーンに持っていける関係性が築けているなと思います」と語った。

　実際に現場ではワインの話をしていたようで、櫻井が「ワインの話を現場でするとは」としつつ、「現場に持ってきてくれたよね」と明かした。水川も「年取ったね。おいしいものはあげたくて仕方ないんです」とにっこり。

　イベントには、水川のほか玉山鉄二、嵐・櫻井翔、さらにはサプライズで原作者・早見和真さんが登壇した。