日銀、Xで“異例”の注意喚起「詐欺行為などにご注意ください」 新紙幣は7月3日から入手可能に

日本銀行の公式Xが25日までに、“異例”ともいえる従来のお札と新しいお札についての注意喚起を行った。

日本銀行の実際の投稿【写真:X(@Bank_of_Japan_j)より】
日本銀行の実際の投稿【写真:X(@Bank_of_Japan_j)より】

「新しいお札は、7月3日以降、日本銀行から金融機関に支払われ、順次、金融機関やATM等で入手可能となります」

 日本銀行の公式Xが25日までに、“異例”ともいえる従来のお札と新しいお札についての注意喚起を行った。

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「新しいお札は、7月3日以降、日本銀行から金融機関に支払われ、順次、金融機関やATM等で入手可能となります。日本銀行では、汚染、損傷などにより使用が困難なお札の引換えは行っていますが、新しいお札への単純な交換は行いません」

 そして「従来のお札は、新しいお札が発行された後も、引き続き、使うことができますので、新しいお札に交換いただく必要はありません。『従来のお札が使えなくなる』といった誤った情報や詐欺行為などにご注意ください」と注意を促した。

 新しい日本銀行券特設サイトによると「7月3日に、一万円、五千円、千円の3券種を改刷する予定」としている。

 なお、新1万円札の肖像は生涯において500もの企業設立などにかかわり、“日本近代社会の創造者”と言われる渋沢栄一。新5000円札は生涯を通じて、女性の地位向上と女子教育に尽力した教育家、津田梅子。新1000円札は破傷風を予防・治療する方法を開発した細菌学者で、「近代日本医学の父」と呼ばれている北里柴三郎を採用している。

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