選挙掲示板ジャック物議のぱんちゃん璃奈、判定勝ち 15cm低い相手をKOできず

立ち技格闘技イベント「MAROOMS presents KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」が23日、東京・国立代々木競技場第二体育館で行われている。

ぱんちゃん璃奈【写真:山口比佐夫】
ぱんちゃん璃奈【写真:山口比佐夫】

今年5月にプロ初黒星

 立ち技格闘技イベント「MAROOMS presents KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」が23日、東京・国立代々木競技場第二体育館で行われている。

 第6試合では話題沸騰中のぱんちゃん璃奈(30=フリー)がアイリン・ゴンザレス(25=アルゼンチン)に3-0の判定勝ちを収めた。

 ぱんちゃんは今年5月にルシア・アプデルガリム(アルゼンチン)に敗れ、プロ初黒星。今回の一戦へ“復活”をテーマに掲げていた。今回の対戦相手であるゴンザレスは身長が15センチも下回る相手で勝ち方が問われていた。

 そんなぱんちゃんは試合3日前に格闘技以外の部分で大炎上。一部政党が7月7日に投開票が行われる東京都知事選の掲示板をジャックするキャンペーンを行うと、これに賛同し、掲示板を自身の写真で埋め尽くした。都民にとっては迷惑極まりない行動だが、試合直前会見でこのことについて質問されると「試合前はノーコメントで」と不快感をあらわにした。

 1Rは見ているかのような展開。オーソドックスの構えのぱんちゃんはサウスポーのゴンザレスを深追いすることなく右ストレートや右ミドルを繰り出していた。身長差がやりづらいのかその後は攻めあぐねる。3Rからは近距離で膝蹴りを見せていたが、KOはできず、判定に持ち込まれた。

 ジャッジ3人がぱんちゃんを支持しぱんちゃんが判定勝ちを収めた。

次のページへ (2/2) 【動画】かなりの身長差があるぱんちゃん璃奈とルシア・アプデルガリム
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