宮迫博之をこき下ろす霜降り・粗品に西の大御所芸人が苦言「フェアやないねんね。何でかというたら」
漫才コンビ、西川のりお・上方よしおの西川のりおが20日、ABCラジオ『ますだおかだ増田のラジオハンター』(木曜正午)に生出演。元雨上がり決死隊・宮迫博之と“バトル”を繰り広げた霜降り明星・粗品に苦言を呈した。
宮迫が吉本所属時代なら「僕は認めてあげんのよ」
漫才コンビ、西川のりお・上方よしおの西川のりおが20日、ABCラジオ『ますだおかだ増田のラジオハンター』(木曜正午)に生出演。元雨上がり決死隊・宮迫博之と“バトル”を繰り広げた霜降り明星・粗品に苦言を呈した。
最近のお笑い界について“お笑いハンター”のりおが斬り込むコーナー。読み上げられた5本のニュースのうち、今くるよさん、桂ざこばさんと上方お笑い界で相次いだ訃報についてコメントして追悼し、残り時間が少なくなったところで、ネットを中心に盛り上がった話題に自ら触れた。
体調について「悪いとこだらけ」などと語った73歳ののりおに、パーソナリティーのますだおかだ・増田英彦から「そろそろ締めの時間」と声が掛かった。ここで、のりおは「項目で紹介せんかったけど」と前置きして、「粗品君、最初、彼をちょっと僕、買ってたんよ。霜降りの。最近の彼の言動がいかんせん違うな思うのがね、宮迫のことを“おもんないわ”って言うたよね。フェアやないねんね。何でかというたら、(明石家)さんまちゃんも同じこと言うたけどね。おそらく粗品は人を見てると思うのよ」と先輩・宮迫を“素人扱い”して口撃した粗品にダメ出しした。
のりおは「あれがね、雨上がり決死隊で吉本におって、闇営業(騒動)の前でバリバリやってるときの宮迫に言う粗品だったら、僕は認めてあげんのよ。ちょっと前と状態違うわね。その宮迫に対して言う粗品は違うと思うんや。それは僕はフェアやないって言いたいんよ。木村拓哉(に)も言うたわね。木村拓哉があんな男、相手するわけないやん。相手したら粗品が得やん」と見解を披露。「正直ね、その辺は粗品も分かってると思うのよ。あいつ、“おもんない”とかなんか言うのは、それはどっちか言うたら居酒屋でいう会話でね。オフで“何や~”とかいうね」と続けた。
粗品について「最初は(横山)やすし師匠みたいちゃうか。破滅型でめちゃめちゃちゃうかって言うけどね、やすし師匠はそんなこと言わへんからね」と語った。増田から「(粗品は)もともと大阪吉本(所属)ですけど、接点とかっていうのはどうですか」と聞かれると、のりおは「ある、ある、ある。(でも)僕らには(何も)言えへんのよ。言うてくれてもええのよ。ただね、現に吉本おって、ちょっと仕事してるヤツには言えへんのよ。宮迫やめてるやん。自分とこ来ないの分かってる。それがフェアやないって言いたいねん」と返した。増田は「最初はね、そういう感じでいじってあげてるのかなという見方もありましたけどね」と発言。のりおは「宮迫は途中で大人して、“僕はもう負けました”言うたよね。あいつの中で僕は大人(の対応を)した思うわ」と宮迫の心中を思った。
また、のりおは「いま霜降りも岐路に立ってんのよ。番組の本数が減りだしてんのよ。僕は(粗品の相方)せいやにも粗品にも言うたときあんのよ。“仕事って減りだしたときが一番面白い”言うて。もっといやあ、全部なくなったときが一番ホンマに面白い。何でか言うたら、守りに入って“いいように見てもらおう”とか思ってないから。僕も漫才ね、レギュラーいろいろやってるときより、今の方が面白いもん。今の方がホンマの人間が出るから。結局ね、(レギュラーが多いと)守ってしまうから、しゃべりが面白くないねん。だから、あいつらレギュラーゼロになった方が面白いと思うよ」と力説した。
さらに、「(TBS系)『ジョンソン』終わるわね。人気者同士が集まってるから面白い思うわね。(終わるのは)当然や思うねん。何でか言うたらね、意外と売れてるときって面白ないのよ」と持論を口にし、「(やすし・きよしも)やすし師匠が最初、タクシーの運転手殴ったわね。ほんで戻って来てね、2年間ぐらい舞台しか出てなかったやん。そうしたら、むちゃくちゃおもろかったもん。舞台30分ぐらいやんねんもん。“こんなおもろい漫才ない”思ったもん。何でか言うたら、見られてるもんとか意識するもんがないから」と振り返った。