≒JOY、メンバーが語った結成3年目の成長「“かわいい”から“かっこいい”まで七変化できるグループ」

指原莉乃プロデュースのアイドルグループ・≒JOY(ニアリーイコールジョイ)が12日、1stシングル『体育館ディスコ』をリリースした。グループは今年1月、デビュー・ミニアルバム『きっと、絶対、絶対』で待望のメジャーデビューを飾った。会見で指原さんに「この子たちはデビューしてもしっかりやっていける」と太鼓判を押されたメンバーたちで、今回、ENCOUNTは天野香乃愛、高橋舞、藤沢莉子、山田杏佳、山野愛月の5人をインタビュー。結成3年目を迎えた現在の心境を聞いた。前編は「グループの成長」と「新曲の聴きどころ」について。

≒JOY(左から高橋、山野、天野、山田、藤沢)【写真:冨田味我】
≒JOY(左から高橋、山野、天野、山田、藤沢)【写真:冨田味我】

天野、高橋、藤沢、山田、山野にインタビュー「前編」

 指原莉乃プロデュースのアイドルグループ・≒JOY(ニアリーイコールジョイ)が12日、1stシングル『体育館ディスコ』をリリースした。グループは今年1月、デビュー・ミニアルバム『きっと、絶対、絶対』で待望のメジャーデビューを飾った。会見で指原さんに「この子たちはデビューしてもしっかりやっていける」と太鼓判を押されたメンバーたちで、今回、ENCOUNTは天野香乃愛、高橋舞、藤沢莉子、山田杏佳、山野愛月の5人をインタビュー。結成3年目を迎えた現在の心境を聞いた。前編は「グループの成長」と「新曲の聴きどころ」について。(取材・文=福嶋剛)

――結成3年目の≒JOYについて、みなさんの思いを聞かせてください。

天野「最初は、歌声にメンバーそれぞれのカラーがとても出ているグループだなと感じたのですが、曲調に合わせた歌声を全員が出せるようになったので、今は『七変化するグループ』だと思っています。例えば、かわいい曲調の時は歌声だけではなく曲調にあった仕草やパフォーマンスを、カッコ良い曲調の時はカッコ良さを出せるようになってきています。結成3年目に入って、グループとしてもメンバーとしても≒JOYの良さをたくさん出せているのではないかと思います」

高橋「(天野)香乃愛が言った通り、『≒JOYは何色にも染まれるように頑張ろう』という気持ちで活動してきました。MVのコメント欄にある『とても幸せになれる』や『見ていて楽しい』というみなさんからの感想を見て私たちもすごく励みになります。≒JOYという名前は、指原さんが『メンバーと応援してくださるファンの皆さんが出会ったときに喜びを感じて幸せな気持ちになってもらいたい』という思いを込めて付けてくださいました。その思いを私たちもしっかり受け止め、活動してきた2年間だと思います」

藤沢「私から見た≒JOYは本当に仲が良いんです。1日に家族よりも一緒に過ごす時間が長いので月日を重ねていくうちにさらに仲良くなって、お互いに気兼ねなく意見を出し合えるほどに信頼関係が深まってきたと思います。それぞれのキャラクターもだんだん見えてきていますが、新しい楽曲を出すたびにメンバーの今までに見たことのない個性がどんどん出てきます。今回の1stシングル『体育館ディスコ』も今までにない自分たちの色を出せました。3年目を迎えて幸せがいっぱい詰まったグループになったと思います。自分もメンバーではありますが、客観的に見ても≒JOYは本当に良いグループです」

山田「全員とても負けず嫌いな性格です。最近は外部のイベント出演やツーマンライブに出させていただくことが増えてきました。他の出演者さんのパフォーマンスを見て勉強しながらも、≒JOYを知らないお客さんに対して『絶対に覚えて帰ってもらおう』という気持ちで、全力でパフォーマンスをしています。莉子が言った通りとっても仲の良いメンバーなので、みんなと一緒に私も『もっと頑張ろう』『もっとパフォーマンス力を付けよう』と思います。そんな風にメンバー同士で切磋琢磨している瞬間が一番好きです」

山野「私から見た≒JOYは『ものすごく成長スピードが速いグループだな』と思います。この2年間で経験したことの積み重ねもあるのですが、1つのことを成し遂げようとした時の理解力や飲み込みのスピードがみんなとても速いんです。ライブだと曲に合わせた色々な立ち位置があるのですが、指示をもらったら1回で覚えられるほどの集中力があります。私はみんなに付いていくのに必死です(笑)」

――藤沢さんは昨年のインタビューで「ライブを頑張れるよう自分を磨いていきたい」と抱負を語っていました。

藤沢「1年前のコメントは恥ずかしいですね(笑)。今年の2月に東京国際フォーラム ホールAにて≒JOY 2周年コンサート「≒JOY 2nd ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」を開催した時は会場も大きかったので、今までのコンサートの中で一番緊張しました。忙しい中で準備したのですが、メンバーの努力と周りの方々の協力もあり、とっても良いコンサートになりました。家族にも『成長を感じた』と言ってもらえたので、もっと自分を磨いていきたいと思います」

5人が1stシングル『体育館ディスコ』の注目ポイントを紹介【写真:冨田味我】
5人が1stシングル『体育館ディスコ』の注目ポイントを紹介【写真:冨田味我】

――山田さんも結成時のインタビューで「ダンスが未経験なので、パフォーマンス力を上げたい」と話していました。

山田「そうでしたね。最初はみんなに付いていくのに必死でした。この2年間でたくさんのステージを経験して、自分たちも2周年コンサートで大きなステージに立たせていただき、いろいろなジャンルの曲でパフォーマンスしてきたので、場数を重ねたことで少しずつ『こんなパターンかな』と考えられるようになってきました。スキルとしてはまだまだですが、頑張っています!」

――1stシングル『体育館ディスコ』の注目ポイントを教えてください。

山野「私は、衣装に注目していただきたいです。今回の衣装は肩が出ていて、スカートはバレエコアのスタイルでフリルが付いています。また、リボンや靴などには≒JOYの文字が入っています。ベルト部分はカッコよく、かわいい要素とカッコいい要素が混ざった衣装になっています」

山田「私は今回の楽曲に注目していただきたいです。『どんな1stシングルになるのかな?』とワクワクしていたのですが、『頑張ろう』や『楽しもう』など言葉にしなくても、曲を聴いてMVを見るだけでハッピーになれる、楽しくて明るいとても良い曲だと思いました。とにかくみんなで一緒に楽しめる曲なので、ライブでパフォーマンスしたら絶対に盛り上がりますし、セットリストのどこに入れてもテンションが上がると思います。ファンのみなさんの反応や、コール(掛け声)がどのような感じになるのか楽しみです」

藤沢「私はダンスが注目ポイントです。個人的に今回のダンスは今までの中で一番難しかったかもしれません。ダンスの先生からは『元気に弾けて欲しい』ということと『表情からも楽しさが伝わるように』という指導をいただき、みんなで楽しみながら踊るように心がけました。ディスコのリズムに合わせて裏の音でリズムを取りながら歌詞に合わせて細かい手振りを入れるのですが、これを全員でそろえるのがとても大変でした。メンバーそれぞれが個人練習をたくさんしてからみんなで練習しました。今回のMVはダンスシーンもたくさんあるのですが、実際はそれ以上に踊っているので、ぜひライブで見て欲しいです」

高橋「私はMVに注目していただきたいです。今回は学校の体育館で撮影をしたのですが、豪華なセットに驚きました。天井にはミラーボールがたくさんつるされていていました。床も黄色いシートが敷かれていて、正面にはDJブースも置かれていました。そしてオレンジジュースタワーが作られ、『ディスコってこんな感じなんだ』と思いました。エキストラで参加してくださった校長先生役の方や生徒役の方たちがノリノリでダンスを踊ってくださり、最後まで楽しい撮影でした。みんなで作りあげた素敵なMVになっています」

天野「私は曲も歌詞もMVもダンスも全部に注目してほしいです(笑)。≒JOYはポジティブな曲が多いのですが、『体育館ディスコ』はさらにポジティブな曲だと思います。ライブ映えもするので、ぜひイントロとアウトロでたくさん声を出していただきたいです。振り付けもフォーメーションがあって個人的にとてもお気に入りなんです。JOYの文字要素が入っているフォーメーションも多く、正面から見た時にとてもきれいに見えるんです。そんなフォーメーションの中に個人のセリフやフェイクもあり、色々なところにスポットライトが当たっているので、目を離すと見逃してしまう場面が次々と出てきます。今回はそのようにとっても魅力的なダンスになっているので、ぜひライブでも見ていただきたいですし、MVも何回も見て細かいところをチェックしてもらいたいです」

□≒JOY(ニアリーイコールジョイ) 指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ。=LOVE(イコールラブ)、≠ME(ノットイコールミー)に続く第3のグループとして誕生。2022年3月、メンバーのお披露目とともに指原がグループ名を発表。≒JOYには「メンバーと応援してくださるファンの皆さんが出会ったときに喜びを感じて幸せな気持ちになってもらいたい」という思いが込められている。

※高橋舞の高ははじごだか

≒JOY公式HP:https://nearly-equal-joy.jp/

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