水原一平被告、26億円の返済方法は? Uber配達員なら完済まで300年…評論家の案に「ラスベガスはあかん!」

タレント・上沼恵美子が16日、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』(日曜午前11時40分)に出演。番組ではドジャース・大谷翔平選手の元通訳で、銀行詐欺などの罪を認めた水原一平被告について取り上げ、大谷選手の口座から不正に送金した約26億円の返済方法を話題にした。

水原一平被告【写真:ロイター】
水原一平被告【写真:ロイター】

門倉貴史氏、ラスベガスの高級レストランなら「75年で完済できる」

 タレント・上沼恵美子が16日、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』(日曜午前11時40分)に出演。番組ではドジャース・大谷翔平選手の元通訳で、銀行詐欺などの罪を認めた水原一平被告について取り上げ、大谷選手の口座から不正に送金した約26億円の返済方法を話題にした。

 39歳の水原被告が働いていたものの、すでに資格をはく奪されたというウーバーイーツ配達員は時給3000円と考えると、完済まで300年と計算された。上沼は「だれ計算したん。賢いな。300年って」とあきれるような反応を示した。その後、5日に米カリフォルニア州の連邦地裁に出廷した水原被告について、「ニットの帽子かぶってないのに、かぶってるようなヘアスタイルで。私みたいに(髪を)飛ばしたらどう? 1回ブローして。何となくなんでも腹立つねん。無表情の人って昔から嫌いなんですよ。ずるい感じがすんねん。ちょっと申し訳なさを浮かべてよ。大谷さんは何とも思ってらっしゃらないかわかれへんけど、私が腹立つのよ」と言いたい放題。

 ここで、経済評論家の門倉貴史氏が完済期間を75年に短縮するアルバイトを提案した。高田純次が「75年もきついっちゃきつい」と言うと、上沼は「きついけど、(水原被告は)まだ39(歳)やもん」とフォローした。仕事内容は『ラスベガスの高級レストランのウエイター』といい、アメリカはチップ大国で相場は総額の20%ぐらいと説明。ラスベガスのホテルはカジノの勝者も来訪するため、1テーブル約15万円ぐらいの会計になるとした。上沼は「チップだけでお給料にしてるって聞いたことあります、ラスベガスは」と明かすと、ホテルのタクシーまでの誘導員やカジノでドリンクを配るバニーガールらにもチップを渡す習慣を説明。「全部チップ、チップ、チップなんです」とした。

 ここで上沼は「これだと75年で完済できるん違うかって言うけど門倉さん! ラスベガスはあかん」と顔をゆがめた。「スロットマシーンやら、ルーレットやら、賭けごとだらけの環境で、あの水原が、素通りしますやろか」と憎々しげに言い放つと、「賭けごとの温床や」と指摘した。その後、「チップはね、結構な収入になるけど」とまとめようとした上沼だが、「マジメに考えてません。はっきり言うて。こんな男に第2の人生の提案なんて、何で大阪からしてあげなあかんねん」と再び本音を爆発させた。

 最後に現役医師で医療ジャーナリストの森田豊氏が「一獲千金を狙える方法」として、中東や欧州に生息するオプトサソリの毒が3・8リットルあたり約40億円で取り引きされ、”世界一高価な液体”と呼ばれていると紹介。毒の成分が「タチの悪いタイプの脳の悪性腫瘍の治療に効果が大きく期待されている」といい、「別の毒素は糖尿病やマラリアの治療薬としての開発が進んでいる」のが理由とした。「さすが森田先生!40億やで、みんな!300年、75年、笑わすな。一発で返しておつり来ますわ」と声を張った上沼は、最後に「(提案すべて)ふざけてはないんだけど、(水原被告は)それぐらい罪深いということをおっしゃってます」とまとめた。

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