【アンチヒーロー】長谷川博己ら出演者がオールアップ「寂しい!まだ終わってほしくない!」

俳優の長谷川博己が主演を務めるTBS系連続ドラマ『アンチヒーロー』(日曜午後9時)が、16日に最終回を迎える。最終回の放送を目前に、キャスト陣が次々とクランクアップを迎え、それぞれが花束を受け取った。

明墨正樹役を演じた長谷川博己【写真:(C)TBS】
明墨正樹役を演じた長谷川博己【写真:(C)TBS】

堀田真由は毎回ドキドキ「心臓の音がマイクにのってしまうのでは」

 俳優の長谷川博己が主演を務めるTBS系連続ドラマ『アンチヒーロー』(日曜午後9時)が、16日に最終回を迎える。最終回の放送を目前に、キャスト陣が次々とクランクアップを迎え、それぞれが花束を受け取った。

 同ドラマは、長谷川が「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨正樹を演じ、「正義の反対は、本当に悪なのだろうか…?」を視聴者に問いかけ、スピーディーな展開で常識が次々と覆されていく。明墨の法律事務所で働く同僚弁護士・赤峰柊斗を北村匠海、紫ノ宮飛鳥を堀田真由、パラリーガルの白木凛を大島優子が演じている。さらに、東京地方検察庁の検察官・緑川歩佳で木村佳乃、検事正・伊達原泰輔役で野村萬斎が出演している。

 オールアップを迎え、花束を受け取る出演者たち。なかには、役名と同じ赤や紫、白、緑などの花束も。北村は「長谷川さんと堀田さんの3人の時間は、赤峰を演じる僕にとってとても楽しい時間でした。改めて芝居が楽しいと思える現場でしたし、ここからまた頑張ろうと思うことができました」とコメント。堀田は「紫ノ宮は信念が強くて完璧な人物だと思っていたので、私自身もパーフェクトじゃないといけないと思うと、心臓の音がマイクにのってしまうのではと思うぐらい毎シーンドキドキして撮影していました」と撮影を回想した。

 キャスト陣の中で最後のオールアップとなった長谷川は「寂しい! まだ終わってほしくない!」と素直な気持ちを吐露。「毎話放送を見ると、作品と明墨にすごく愛情を感じて、“スタッフに育ててもらっているんだ、だからこそ、頑張ろう!”と、相乗効果で素晴らしい作品ができていることを実感しました」と噛み締め、約5か月にわたる撮影を終えた。

 以下、出演者コメント全文。

○長谷川博己
「寂しい! まだ終わってほしくない! 『アンチヒーロー』の現場はチームワークが素晴らしくて、日本を誇れるようなキャスト・スタッフに囲まれて一緒に仕事ができて、恵まれた環境でした。毎話放送を見て、作品と明墨に対してすごく愛情を感じました。“スタッフ一丸となって育ててもらっているんだ、だからこそ、頑張ろう!”という気持ちの相乗効果で素晴らしい作品ができていることを実感しました。約5か月間、とても楽しかったです。ありがとうございました」

○北村匠海
「弁護士役は難しいといわれている中で、脚本が先まで見えている状況で現場に入れたことはとても幸せでした。すごく緻密な脚本の中で、話を聞いてくれるスタッフさんがたくさんいて、現場で作り上げるものもたくさんあったなという印象です。何より役的に共にする時間が長かった長谷川さんと堀田さんとの3人の時間は、赤峰を演じる僕にとってとても楽しい時間でした。改めて芝居が楽しいと思える現場でしたし、ここからまた頑張ろうと思うことができました。また事件があったら呼んでください!(笑)」

○堀田真由
「紫ノ宮は信念が強くて完璧な人物だと思っていたので、私自身もパーフェクトじゃないといけないと思うと、心臓の音がマイクに乗ってしまうのではと思うぐらい毎シーンドキドキして撮影していました。先輩方がお芝居をすることを楽しまれている姿を見て、私自身もすごく刺激になりましたし、キャスト・スタッフがキャリアとかスキルとか年齢とか性別とか関係なく、“面白いものを作るぞ!”という目標に向かって同じ姿勢で仲間として盛り上げている姿が学びになりました。またみなさんとご一緒できるように、俳優としても、人としても努力し続けられたらと思います」

○大島優子
「出産後の復帰作として、『アンチヒーロー』に呼んでいただけたことを本当に感謝しています。毎日キャストとスタッフが一つ一つ丁寧に作り上げるというものを間近で見て、なんていい現場なんだと思いました。こうやって身近にいる人たちから刺激と活力をもらって、“また頑張ろう!”と思えるこの現場が本当に素敵だなと思ったし、ものづくりの楽しさを久しぶりに感じることができて、すごく幸せな時間でした」

○木村佳乃
「今回初めてご一緒させていただく出演者の方が多くて、私自身、法廷が舞台となる作品も検察官役も初めてで、とても勉強になりました。重厚な物語で、毎回緊張感もたっぷりあって、毎日これをやっているキャスト・スタッフのみなさんは大変だろうなと思いました。この作品に携わることができて、素晴らしい経験となりました」

○野村萬斎
「憧れの日曜劇場に初参加でございました。法廷シーンは大変でしたけども、自由に楽しませていただきました。いろいろとアイデアを受け入れていただいて、また素敵なアイデアをいただいたりと、キャスト・スタッフ一丸となって作り上げていて、生き生きとした現場でした。脚本の緻密さとスタッフさんの細かい凝り方がこの作品を作っていて、だからこそ今、視聴者に受け入れられて、好調と言われているのかなと思います。ぶっちぎりのドラマだったと言われること間違いないと思います」

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