窪田正孝、朝ドラ『エール』以来4年ぶりのNHKドラマ出演決定 定時制高校の教師役「原作を読んでいて驚きの連続」

俳優の窪田正孝が、10月8日から放送されるNHKドラマ『宙わたる教室』(毎週火曜午後10時)で主演することが17日、発表された。窪田のNHK出演は2020年の連続テレビ小説『エール』以来、4年ぶり。

ドラマ『宙わたる教室』で主演を務める窪田正孝【写真:(C)NHK】
ドラマ『宙わたる教室』で主演を務める窪田正孝【写真:(C)NHK】

原作は小説家、伊与原新氏の同名小説

 俳優の窪田正孝が、10月8日から放送されるNHKドラマ『宙わたる教室』(毎週火曜午後10時)で主演することが17日、発表された。窪田のNHK出演は2020年の連続テレビ小説『エール』以来、4年ぶり。

 原作は小説家、伊与原新氏の同名小説。舞台は大阪府のとある定時制高校・科学部。年齢も抱える事情もさまざまな生徒たちが、2017年、科学研究の発表会「日本地球惑星科学連合大会・高校生の部」で優秀賞を受賞。さらに、その独創的な研究発表が意外な人物の目に留まり、「はやぶさ2」の基礎実験に参加という想定外の事態にまで発展する。

 窪田が演じるのは東新宿高校に赴任した理科教師(34才)。27才で博士号を取得し、発表した科学の研究論文は世界的な学術誌に掲載され、研究者としての将来を有望視されていた。しかし突如として定時制高校の教師になることを決意。教師をキャリアと見なさない同僚たちからは“終わった研究者”とささやかれる。目的は謎に包まれているものの、藤竹は優れた洞察力と実験を駆使し、東新宿高校の生徒や教師に化学変化をもたらしていく。

 高校教師役に窪田は「夜の定時制高校を舞台に、様々な事情や悩みを抱えた生徒たちと向き合う理科教師、藤竹を演じます。定時制や科学のこと、正直知らないことばかりで原作を読んでいて驚きの連続でした。科学の面白さ、生徒たちの変化がいかにして宙へと繋がっていくのか、楽しみにしてもらえたらと思います」と意気込みを述べた。

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