吉沢亮、『キングダム』完成作に興奮「泣きました」 王宮シーンは多くの大先輩「緊張感しかない」
俳優の吉沢亮が13日、都内で行われた映画『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開)のワールドプレミアレッドカーペットイベントおよび舞台あいさつに参加した。
本作では秦と隣国・趙との「馬陽の戦い」が描かれる
俳優の吉沢亮が13日、都内で行われた映画『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開)のワールドプレミアレッドカーペットイベントおよび舞台あいさつに参加した。
中華統一に挑む若き秦国王・エイ政を演じる吉沢。エイ政を支える側近・昌文君(しょうぶんくん)役の高嶋政宏、秦の実権を裏で握る呂不韋(りょふい)役の佐藤浩市らベテラン俳優と共演しているが、「王宮のシーンって言ってしまえば(共演者に)大先輩しかいなくて。その中で1人だけ王座にぽつんと上から見下ろしているので、個人的に緊張感しかない。その緊張感はレベチでしたよね」と苦笑い。
本作では秦と隣国・趙との「馬陽の戦い」が描かれるとあって、激しいアクションシーンが満載。吉沢は「今回戦場はとんでもなく熱いことになっていて、映画を見てすごかったけど、僕は玉座に座っているだけだった(笑)」と自虐し、「戦場のとんでもない熱量を、何も見ていない状態でそれを受け止めるお芝居がなかなか大変。いざ試写を見たら大沢さんの王騎だったり、(山崎演じる)信だったり、レベチなパワーがすごすぎてかっこよすぎて泣きました。しびれすぎて、『かっけ~!』ポロってみたいな感じ」と興奮ぎみに話した。
映画『キングダム』は、原泰久氏による同名漫画が原作。紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になる夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・エイ政(後の秦の始皇帝)の壮大なストーリーを描く。2019年に第1弾、22年に第2弾、23年に第3弾が公開され、3作品連続で50億円超えを記録した。シリーズ4作目となる本作では、秦と隣国・趙との「馬陽の戦い」を描く。
イベントにはそのほか、山崎賢人、大沢たかお、清野菜名、新木優子、岡山天音、三浦貴大、要潤、高嶋政宏、山田裕貴、佐藤浩市、玉木宏が参加。舞台あいさつ前には、歌舞伎町ゴジラロードに敷かれた約60メートルのレッドカーペットを出演者12人と佐藤監督が歩き、ファンの大歓声を浴びた。
※山崎賢人の「崎」の正式表記はたつさき
※高嶋政宏の「高」の正式表記ははしごだか