笠松将が19年に最多出演したワケは? 佐藤玲とのW主演「ドンテンタウン」で語る

シンガー・ソングライター役を熱演した佐藤玲【写真:山口比佐夫】
シンガー・ソングライター役を熱演した佐藤玲【写真:山口比佐夫】

佐藤はシンガー・ソングライターをやるにあたり元の曲を「耳コピー」

――画家役は初めてですか?

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笠松「これが最初です。もともと絵を描くのは好きだったので、マネジャーがうれしそうに話を持ってきてくれたのを覚えています」

――佐藤さんはシンガー・ソングライター役。演奏シーンは見事でした。

佐藤「ピアノは幼稚園の頃にちょっと習ったことあるぐらいで、全然弾けないんです。しかも今回は楽譜がなかったんですよね。だから、元の曲を聴きながら、レンタルピアノで練習して、こうかな、ああかな、と思いながら弾きました」

笠松「耳コピーしたってことね?」

佐藤「そう。だから、本当の楽曲とは全然違うと思うんですけど、ソラが作ったような経験を自分ができたのはよかったな。その場面は撮影の2、3日前に決まって、10日間で撮りました」

――天才ですか?

佐藤「そんなことはないです(笑)。弾きながら歌うのはこんなに難しいんだと思いました。テレビを見ていると、プロの方は簡単にやられるじゃないですか。でも、実際はこんなに難しいのかな、と」

笠松「それができちゃったんだから、(プロも)大したことない、と?(笑)」

佐藤「違うよ!それが、私の挑戦だったということ。人前で歌うのも苦手なんです。シンガー・ソングライターという設定だったので、それらしく見えるようにしました」

――「ドンテンタウン」という題名ですから、天気も重要でしたよね。実際の天気は?

佐藤「8月末から9月にかけての撮影でしたが、曇天ではなく、結構、お天気良くて、大変暑かったですね。1日雨がザーザーで撮れないこともあったけども、基本的には晴れに恵まれました。冒頭で『暑っ!』と言っているんですけど、本当に暑かったんです」

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