ロバート・デ・ニーロ、別居中の妻から訴えられる クレカ使用減額「パンデミックを利用」

ハリウッドの名優ロバート・デ・ニーロが別居中の妻から月のクレジットカード使用額を「1000万円から500万円に減らされた」として訴えられていることが明らかになった。地元紙「ニューヨーク・ポスト」が報じている。

ロバート・デ・ニーロ【写真:Getty Images】
ロバート・デ・ニーロ【写真:Getty Images】

俳優業以外に、実業家としても活躍するデ・ニーロ

 ハリウッドの名優ロバート・デ・ニーロが別居中の妻から月のクレジットカード使用額を「1000万円から500万円に減らされた」として訴えられていることが明らかになった。地元紙「ニューヨーク・ポスト」が報じている。

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 妻のグレース・ハイタワーさんと離婚調停中というデ・ニーロ。記事では「妻の弁護士はデ・ニーロが不当にもアメリカンエクスプレスの月間使用額を10万ドル(約1070万円)から5万ドル(約535万円)にカットしたと裁判官に主張した」と報じている。

 一方、俳優業以外に実業家としても活躍するデ・ニーロだが、新型コロナウイルスの感染拡大でビジネスに影響を受けた結果の「カード使用料減額」だったようだ。

 デ・ニーロ側のキャロライン・クラウス弁護士によると、共同経営する日本食レストラン「Nobu」が4月に300万ドル(約3億2000万円)、5月に187万ドル(約2億円)のそれぞれ赤字。投資家にキャピタルコールとして50万ドル(約5400万円)資金を払い込んだことで、経済状況が逼迫(ひっぱく)していたと主張していたという。

 2004年の婚前契約ではデ・ニーロは年間1500万ドル(約16億1000万円)以上の収入を挙げた場合、年間100万ドル(約1億1000万円)を支払う条件になっていたというデ・ニーロとハイタワーさん。

「今年の状況が全て好転した場合、幸運なら今年は750万ドル(約8億円)を生み出せる」とクラウス氏は主張。クレジットカード利用額の減額は妥当と主張する一方、ハイタワーさん側の弁護士は「デ・ニーロ氏は新型コロナのパンデミックを利用している」と反論。泥沼の様相を呈しているという。

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