ONE OK ROCK、映画『キングダム 大将軍の帰還』主題歌に決定 楽曲入りの予告映像も解禁

原泰久氏の漫画を俳優・山崎賢人主演で実写映画化する『キングダム』シリーズの第4弾『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開)の主題歌が、ONE OK ROCKの新曲『Delusion:All』に決定した。併せて、主題歌入りの予告映像が11日、解禁となった。

『キングダム 大将軍の帰還』【写真:(C)原泰久/集英社 (C)2024映画「キングダム」製作委員会】
『キングダム 大将軍の帰還』【写真:(C)原泰久/集英社 (C)2024映画「キングダム」製作委員会】

新曲『Delusion:All』を引っさげて1作目以来5年ぶりのタッグ

 原泰久氏の漫画を俳優・山崎賢人主演で実写映画化する『キングダム』シリーズの第4弾『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開)の主題歌が、ONE OK ROCKの新曲『Delusion:All』に決定した。併せて、主題歌入りの予告映像が11日、解禁となった。

 紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に「天下の大将軍になる」という夢を抱く戦災孤児の少年・信(しん)と、中華統一を目指す若き秦国王・エイ政を壮大なスケールで描く原泰久氏の漫画『キングダム』(集英社)の映画化。映画『キングダム』は2019年に公開されて以降、続編『キングダム2 遥かなる大地へ』が22年、3作目『キングダム 運命の炎』が23年に公開。3作品連続でその年に公開された邦画実写映画の中でNo.1を記録する偉業を達成し、シリーズ累計動員数1000万人を超え数々の映画賞にも輝いた。最新作『キングダム 大将軍の帰還』では、前作『運命の炎』から続く隣国・趙(ちょう)との国の存亡をかけた総力戦『馬陽の戦い』のクライマックスが描かれる。

 世界各国で圧倒的な人気を誇るONE OK ROCK。2007年のデビュー以来、大規模な全国ドームツアーなどを成功させ、現在では日本のみならず海外レーベルとも契約。世界中で熱狂的な人気を誇り、アメリカ、ヨーロッパ、アジアでのワールドツアーも大成功を遂げ、名実ともに世界的ロックバンドの代表へとなった。

 19年にシリーズ1作目の『キングダム』で主題歌『Wasted Nights』をリリース。シリーズ最終章とのことで、今回ついに待望のタッグが復活となった。主題歌となる新曲『Delusion:All』を引っさげたONE OK ROCKが、1作目以来5年ぶりに『キングダム』に舞い戻る。

 この楽曲に込めた想いをTakaは、「シリーズ1作目用に書き下ろした『Wasted Nights』から時間は経っていますが、今回このような形でカムバックさせていただき、僕らとしても非常に光栄に思っております。 『世の中の色々な争いや今の時代背景』をしっかり僕らとしても汲み取りながら、キングダムにふさわしい楽曲を作ったつもりです。」と熱いコメントを寄せた。

 そして、シリーズ1作目から作品を背負ってきた信役の山崎は「今回キングダムの集大成となるこの4作目でもONE OK ROCKさんがまた主題歌を担当していただいたことは嬉しかったです。今回の『Delusion:All』もキングダムらしさ満載な主題歌だと思います」と再タッグへの喜びを語り、同じくシリーズ1作目からけん引してきた大沢たかしも「本作品の持つ強さと優しさ、そして夢を追い続けることの美しさを見事に表現しています。改めて彼らの才能と情熱に深く敬意を表します。この楽曲とともに本作『キングダム 大将軍の帰還』を劇場にて楽しんでいただくことを心待ちにしております。では劇場で会いましょう」と呼びかけた。

 また、今回の主題歌をオファーするにあたり松橋プロデューサーは「もともと『大将軍の帰還』は1作目から4作目までの全ての物語のクライマックスが怒涛のように押し寄せる全編クライマックス映画なのですが、その最高潮、最も胸が熱くなった直後、この主題歌が流れます。この熱い感動をぜひ劇場の大スクリーンと大音響で味わってほしいです。お楽しみに!!」と話し、今作へ懸ける気持ちが伝わる熱いメッセージを語った。

※山崎賢人の「崎」の正式表記はたつさき

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