審判が“ミスジャッジ”連発 被害の王者が「賭け」の可能性指摘「何度見返してもダウン」

格闘技エンターテインメント「BreakingDown」のバンタム級王者の井原良太郎が5日、自身のYouTubeチャンネルを更新。今月2日の防衛戦での“ミスジャッジ”について言及した。

冨澤大智と対戦した井原良太郎(右)【写真:山口比佐夫】
冨澤大智と対戦した井原良太郎(右)【写真:山口比佐夫】

「あれで人生が変わる子もいる」と公平なジャッジをお願い

 格闘技エンターテインメント「BreakingDown」のバンタム級王者の井原良太郎が5日、自身のYouTubeチャンネルを更新。今月2日の防衛戦での“ミスジャッジ”について言及した。

「おい、審判。お前ミスジャッジだよな絶対。そこだけは認めてくれ」

 井原は「BreakingDown12」の第22試合で元K-1ファイターの挑戦者・冨澤大智を迎えて初防衛戦を行った。視聴者の間でも話題になっていたのは延長Rでの疑惑のダウンだった。井原はそれ以外にも“ミスジャッジ”が起きていたことを明かした。

「まずね1Rの終了間際。明らかに俺が猛攻撃を食らってるときがあるんだけど、そのときブレイクかけられてるの。だけど冨澤が止まらなくて。それを『止まらないからいいや』っていう諦めで続けられたのね。だからずっと食らいっぱなしだった」

 レフェリーのこの判断に「正直怒ってた」と振り返る。そのラウンド後に抗議したというがよく分からない説明をされたといい、審判は不満気な顔をしていたという。井原はここで気持ちを落としたと語った。

 その後のラウンド開始直後には井原のパンチが冨澤の顔面をとらえ、倒す場面があったが、これはまさかのノーダウンの判断。散々に見えたが本人は冷静だった。

「でもBreakingDownってフラッシュダウンだったら取らないって一応ルール上にあるのよ。フラッシュダウンだったから取らなかったのか、それとも俺のことをあのとき(前のランドでの抗議)嫌いになって取らなかったのか。もしくは冨澤大智に賭けてたかだよね(笑)。どっちかしかないじゃん」

 さらに「明らかにあれは審査員も『ダウンでしょ』って言ってくれてたし、映像で何度見返してもダウンだと思うんだけど。まぁ結果勝ったからね。盛り上がったし、物議をかもす試合って盛り上がる試合だからいいとは思うんだけど、BreakingDownらしくて良いと思うけど、あれで人生が変わる子もいるから。なるべくはね、審判方には頑張ってもらいたいなと」と続け、お願いした。

次のページへ (2/2) 【写真】物議を醸した実際の“ダウン”シーン
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