ドジャース・大谷翔平選手の口座から不正に送金を行ったなどとして起訴された元通訳の水原一平被告を直撃した場面を4日、関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ！』（月～金曜午後1時50分）が放送した。

　映像はFNNが5月下旬に米カリフォルニア州で取材したもの。帽子をかぶり、グレーのシャツ、短パンで無精ひげも見えた水原被告に対し「水原さん、すみません。フジテレビです。こんにちは。大谷選手についてどのように思われてるか、ちょっと教えていただけないですか。一言だけお願いできないでしょうか」と呼びかけ。水原被告は小声で「すみません」とだけ返した。水原被告は事件発覚後、メディアの取材に応じていなかった。水原被告は司法取引に応じており、合意の中には大谷選手への約26億円の賠償義務も含まれる。水原被告は日本時間5日にカリフォルニア州の連邦地裁に出廷し、罪状認否で起訴内容を認める見通し。

　火曜レギュラーを務めるブラックマヨネーズ・吉田敬は「何も言えないとは思うんですけど、お金を返すにも26億、“どうやって返すねん”っていうのもあるし。その仕組みとか法律なのか、その辺ないと盗られた方はたまりませんよね」とコメント。

　5月14日、ロサンゼルスの裁判所に出廷し、形式的な手続きに臨んで以来の姿については「こんなに悪い雰囲気の人やったかなと。最初、報道あったときは“えっ、あの水原さんが”っていう感じがしたんですけど。ちょっとこの雰囲気は“うん、なんかギャンブル好きそうやな”っていう」と印象を口にし、直後に「完全にまあ、後付け偏見でオレはいましゃべってますけどね」と付け足した。