【BreakingDown】冨澤大智、“喧嘩自慢”から成り上がった王者に痛恨の敗戦 大金星の井原は嬉し泣き
格闘技エンターテインメント「BreakingDown12」(ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生中継)が2日、東京・立川のアリーナ立川立飛で行われている。第22試合のバンタム級タイトル戦では元K-1ファイターの挑戦者・冨澤大智が、“喧嘩自慢”出身の王者・井原良太郎に判定負けを喫した。
カウンターを打ち込むなど試合をコントロール
格闘技エンターテインメント「BreakingDown12」(ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生中継)が2日、東京・立川のアリーナ立川立飛で行われている。第22試合のバンタム級タイトル戦では元K-1ファイターの挑戦者・冨澤大智が、“喧嘩自慢”出身の王者・井原良太郎に判定負けを喫した。
昨年大みそかにRIZINに出場した冨澤は、篠塚辰樹と対戦。完膚なきまでに打ち負かされた。その試合で負ったケガから回復し、今回帰ってきた。井原はその冨澤が不在の間にバンタム級トーナメントを制し、初代同級のベルトを巻いていた。
BreakingDown屈しの“当て勘”を持つ井原が序盤は圧倒。目も良い。冨澤の打撃を見切り、振り回したパンチをヒットさせていた。しかし冨澤も徐々にエンジンがかかり、後半は猛攻をしかけ井原をぐらつかせた。
試合は延長戦へ。焦り前に出てくる冨澤に井原はカウンターパンチをたたき込む。冨澤はそのまま倒れたが、レフェリーはダウンをとらなかった。
勢いに乗る井原はその後も試合をコントロール。ジャッジ全員が井原を支持し、ベルトを初防衛した。下馬評不利だっただけに大歓声が上がっていた。
試合後のマイクでは、感極まり涙するシーンもあった。
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【写真】王座防衛に涙を流す井原良太郎