タレント・東野幸治が5月31日深夜、ABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』（金曜深夜1時）に出演。霜降り明星・粗品との“舌戦”が話題になっている元雨上がり決死隊・宮迫博之について見解を示した。2人のバトルは、粗品が吉本興業を離れてYouTubeを中心に活動する宮迫を『素人扱い』し、宮迫が「粗品に言いたい。テレビに出てたときの俺を超えてから言え。お前『アメトーーク!』みたいな番組作ったっけ？」と反撃。これにナインティナイン・岡村隆史も“参戦”し、ラジオで「粗品は笑いっぽくやってるような気はしてんねんけど」とした上で、「“アメトーーク！”いう番組はもちろんあるけど、作ったのは（プロデューサーの）加地くんやったりするわけやんか。もちろん一緒にやってきたんはわかるけれども」などと古い付き合いの宮迫に苦言を呈していた。

　東野は「“ホンモノラジオ”はオレのもんやからね。番組を“オレのもんや”って、いろんな方が言うてるけどね。“ホンモノラジオ”はオレのもん。宮迫さんが“『アメトーーク！』はオレのもんや”みたいなことを言うけど。ゲストの方もいらっしゃるし、相方（蛍原徹）さんもいるし、加地さんもいてるみたいな感じで、いろんな意見があるけど、“ホンモノラジオ”は僕のもんやということが宮迫さんに伝わってほしいなと思って」と宮迫対粗品騒動に触れた。

「難しいよね、“番組って誰のもん”いうたら、“出演している、作っているみんなのもん”っていうところでいいのかなって」と話したが、「一方で、冠番組は別やもんね」と見解を披露。『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！』『とんねるずのみなさんのおかげでした』などを挙げ、「冠番組は若干、タレントの割合が増えません？　だから、あながち宮迫がいうてること、オレだけですよ、芸能人でフォローしてるのも。オレだけやで。『アメトーーク！』の『アメ』って雨上がりの雨やから、冠番組やねんから。いうたら宮迫のもんやし、蛍ちゃんのもんやし、雨上がりのもん。だから、あながち間違ってないけど、相棒がSNS一切やれへんし、グッてひとり口つむんでるから、何にも言葉出せへんから、急に宮迫だけが暴走してる感じになるけど」と笑いながら宮迫に“助け舟”を出した。

　東野は「蛍ちゃんが“雨上がりは宮迫のもんや”って言うてんねん。そういう論法からすると、雨上がり決死隊っていうのは宮迫のもんなんです。宮迫がリーダーであってっていうのを公式の見解で（蛍原が）言うてるから」と説明。宮迫の粗品への“反撃映像”は直接見ておらず、品川庄司の庄司智春から伝え聞き、ネットを見ると宮迫に対しての意見は賛否の否の方が多かったとした。「（騒動の）サブタイトル読んだぐらいの感想だけでいうと、中身読んでないから」と前置きした上で、「確かに『アメトーーク！』は雨上がりのもんやから、“雨上がりは宮迫や”って蛍ちゃんが言うたから、あながち間違いでもないけど」と再び、宮迫の肩を持った。

　ただし、東野は「それを人に言わすようにするのがテクニカルな感じやと思うんで。自分でワーッて言うてもうて。誰か横のヤツとか周りがね、“『アメトーーク！』は宮迫さんのもんですもんね”みたいなことを言うて、（そう）思ってても“そんなことない”っていうのが普通のやり方なんですよ」と自身で口にする“手法”を疑問視。「やっぱり宮迫は自分で言うのよ。それが宮迫の良さやから。宮迫！　フォローしたんで、どうか3万円ぐらいオレに振り込んでください。お願いします」と大笑いした後、「オレしかフォローする人おれへんちゃうか。パッと見たら、岡村もけなし出してて。みんなけなしてるやん、みたいな」と付け加えた。