古市憲寿氏、都知事選に率直「何で選択肢がこれしかないの」 橋下徹氏へ“出馬懇願”

社会学者の古市憲寿氏が30日、関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に生出演した。番組では東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)の話題に触れ、小池都政に“宣戦布告”する形で出馬表明した立憲民主党の蓮舫参院議員と、出馬が有力視される現職の小池百合子氏を“比較”。キャスターから政治家への転身、炎上発言など重なる部分なども取り上げた。都知事選には広島県安芸高田市の石丸伸二市長ら20人以上が立候補を表明している。

古市憲寿氏【写真:産経新聞社】
古市憲寿氏【写真:産経新聞社】

辛坊氏「出馬表明時期は最大の戦略」

 社会学者の古市憲寿氏が30日、関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に生出演した。番組では東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)の話題に触れ、小池都政に“宣戦布告”する形で出馬表明した立憲民主党の蓮舫参院議員と、出馬が有力視される現職の小池百合子氏を“比較”。キャスターから政治家への転身、炎上発言など重なる部分なども取り上げた。都知事選には広島県安芸高田市の石丸伸二市長ら20人以上が立候補を表明している。

 古市氏は「(蓮舫氏は)『自民党の政治とカネの問題を正したい』と言ってたじゃないですか。普通に考えたら、国会議員としてやった方ができること多いんじゃないのと思っちゃうんですよ」と見解を示しつつ、「僕も東京都民ですけど、いまアメリカ国民の気持ちがすごい分かって、何で東京って日本のトップの街なのに、選択肢がこれしかないのっていう。もっとすてきな人からたくさん選びたいのに、選択肢が何でこれしかないんだろうっていう。アメリカ国民がトランプとバイデンで選ばなきゃいけないみたいに、東京都も何でこれしかいまセレクションしかないのっていう」と私見を述べた。

 MCの青木源太アナウンサーが「いま名前が挙がっている、そして表明している中の人でいうと選びにくいと」とフォローすると、古市氏は同意しつつ「本当は橋下徹さんとかに出てほしいんですけど」と元大阪府知事の名前を挙げた。そして、隣の辛坊治郎氏の方を見て「橋下さんに言っといてください」と要請。メッセンジャー・黒田有から「古市さん出たらいいんじゃないですか」と言われると、「僕は全然、そういうの興味ないんですけど。橋下さんぐらいの人が出てほしいなっていう」と自身の出馬は否定しつつ、橋下氏を希望した。

 辛坊氏は「誰を知事にするかは最終的には東京都民が決めることですからね。選挙なんてやってみなきゃ結果わかりませんから。だから、いま名前が挙がってない人が今後出てきて、当選する可能性もゼロではないですから」というと、「明日ぐらいに橋下徹さんが出るっていうかも」とニヤリ。古市氏は「本当、言っといてくださいよ」と食いつき、青木アナも「『とれたてっ』を見て言うかもしれないですけれども」と乗っかった。

 小池氏が正式な出馬表明をしていないことについて、辛坊氏は「出馬表明時期ってやっぱり最大の戦略ですから」と解説。「確か来週ぐらいまで都議会が続くはずなんで、次のタイミングとしては終わる直前ぐらいです」と予想し、青木アナから蓮舫氏への注目が収まったタイミングと聞かれ「まさにその通り」とした。

次のページへ (2/2) 【写真】古市憲寿氏が勘違いした都知事選のポスター
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