橋本愛、7月期フジ連ドラで英語ナレーション披露 3度目の宮藤官九郎作品でNPO法人の代表役

俳優の橋本愛が7月スタートのフジテレビ系連続ドラマ『新宿野戦病院』(水曜午後10時)に出演することが30日、発表された。橋本は英語の劇中ナレーションにも挑戦する。

橋本愛が『新宿野戦病院』に出演する【写真:(C)フジテレビ】
橋本愛が『新宿野戦病院』に出演する【写真:(C)フジテレビ】

小池栄子と仲野太賀のダブル主演ドラマに出演する

 俳優の橋本愛が7月スタートのフジテレビ系連続ドラマ『新宿野戦病院』(水曜午後10時)に出演することが30日、発表された。橋本は英語の劇中ナレーションにも挑戦する。

 同作は小池栄子と仲野太賀のダブル主演ドラマ。宮藤官九郎による完全オリジナル脚本で送る新宿・歌舞伎町を舞台に“命”をテーマにした新たな“救急医療エンターテインメント”作品だ。

 橋本はこれまで、宮藤が脚本を手がけた連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年・NHK)、大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(19年・NHK)に出演。今回、「またいつかご一緒できたら」と目標にしていた宮藤脚本作品に3度目の出演を果たす。

 さらに、橋本は本作の中で、物語のシーン転換などに流れるナレーションにも挑戦。物語の舞台である東洋一の歓楽街・新宿歌舞伎町の世界へといざなう英語ナレーションを披露する。

 橋本が演じるのは、NPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表・南舞(みなみ・まい)。南は、ピュアな心の持ち主で、困っている人がいると放ってはおけない真っすぐな性格の持ち主。“貧しい命も富める命も皆平等”、“人権は保障されるべきだ”という強い信念を持って行動している。

 物語の序盤でひょんな出来事をきっかけに、破天荒なアメリカ国籍の元軍医・ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池)と父譲りの金もうけ主義者で、美容整形クリニックとしてリニューアルオープンする夢を持ったチャラく気取り屋気質の“美容皮膚科”医師・高峰享(たかみね・とおる/仲野)と出会い、彼らとともに夜の街・新宿歌舞伎町の救済を志すことに――。しかし、その信念の強い思いの裏側には、他者には打ち明けられていない“秘めたもの”を抱え続けている人物となる。

 作品出演について、橋本は「宮藤(官九郎)さんとまたいつかご一緒できたらと目標として過ごしてきたので、夢がかなったような気持ちです。宮藤さんの作品で大好きなのは、いつも人間のだめなところ、足りないところ、欠けてるところを、その部分こそ愛おしく、面白く書いてくださるところです。私の演じる舞は、人権第一のNPO法人の代表です。私自身も日々、社会構造により不利益を被っていたり、人権を侵害されている状況を目の当たりにして、なんとか自分にできることはないかと勉強しているのですが、そうして培ったものを少しでも役や作品に還元できるように、また見てくださる方にとって、笑いながらも目を逸らせない作品になるよう、尽力できたらと思っています」とコメントを寄せた。

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