俳優の伊藤沙莉が、主人公・佐田寅子を演じるNHKの連続テレビ小説『虎に翼』（月～土曜、午前8時）の第42回が28日に放送されると、父・直言（岡部たかし）が隠していた重要な知らせが発覚した。放送直後の『あさイチ』（月～金曜午前8時15分）でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが恒例に“朝ドラ受け”を展開した。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　寅子と直明（三山凌輝）はマッチ製造の仕事を紹介してもらい、はる（石田ゆり子）と花江（森田望智）は繕い仕事をすることでなんとか生活していた。1946年を迎え、直言の体調が優れなかった。そんな折、寅子は夫・優三（仲野太賀）の戦死を知らせる死亡告知書を発見する。直言が「見るんじゃない！」「やめろ！」と叫ぶ中、寅子が見た紙には「死亡告知書」「佐田優三」「戦病死」という文字が記されていた。

　優三の死亡告知書が映し出されたまさかのラスト。放送直後、華丸は「ええええーって終わり方ですね」と切り出すと、大吉は「戦病死って書いてありましたけど」と暗い表情で振り返り、「できるだけ早く明るく始めてくれって言われましたけど、できることとできないことって世の中にあるんですよ」とスタッフからの要望に苦言を呈した。

　鈴木アナも「切り替えが難しくて」と言う中、料理コーナーがスタート。『虎に翼』に出演中の三山凌輝とトマト料理を楽しもうという企画だと説明されると、華丸は「お医者さん呼びに行ってるから（優三の死亡告知書に）気付いてない」とコメントしていた。