【虎に翼】寅子が司法省で働くことに 法曹会館で再会を果たす相手とは

俳優の伊藤沙莉が、主人公・寅子を演じるNHKの連続テレビ小説『虎に翼』(月~土曜、午前8時)。第9週では、夫・優三(仲野太賀)や父・直言(岡部たかし)が亡くなるなど寅子にとって悲しい出来事が起こる展開が描かれた。それでも寅子は家族会議を開き、弟・直明(三山凌輝)が大学へ行くこと、もう一度自分が仕事を探すことを提案するなど立ち上がる様子が描かれた。3日から始まる第10週はどんな展開になるのか。

久藤頼安(右=沢村一樹)と話す佐田寅子(伊藤沙莉)【写真:(C)NHK】
久藤頼安(右=沢村一樹)と話す佐田寅子(伊藤沙莉)【写真:(C)NHK】

伊藤沙莉が主人公・佐田寅子を演じるNHKの連続テレビ小説 第10週の見どころ

 俳優の伊藤沙莉が、主人公・寅子を演じるNHKの連続テレビ小説『虎に翼』(月~土曜、午前8時)。第9週では、夫・優三(仲野太賀)や父・直言(岡部たかし)が亡くなるなど寅子にとって悲しい出来事が起こる展開が描かれた。それでも寅子は家族会議を開き、弟・直明(三山凌輝)が大学へ行くこと、もう一度自分が仕事を探すことを提案するなど立ち上がる様子が描かれた。3日から始まる第10週はどんな展開になるのか。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると、昭和22年3月。新しい日本の憲法に希望を見いだした寅子が向かったのは法曹会館。人事課にいたのは桂場(松山ケンイチ)だった。久藤(沢村一樹)の後押しによって司法省で働くことになった寅子は民法の改正案を読み、かつて共に法律を学んだ仲間たちを思い出すという。民法が改正されれば多くの人が混乱すると語る神保(木場勝己)に、寅子は花江(森田望智)を思い出し、強く反対意見を言えない。一方、穂高(小林薫)は法の道へ導いて不幸にしたと詫び、新しい仕事を紹介しようとするが、寅子はそれを断るのだった。

 悲しみから再起し、裁判官として雇ってほしいと、法曹会館にある司法省の仮庁舎にやってきた寅子。思いがけず人事課にいた桂場との今後や司法省の新たな登場人物など、物語がどう展開していくのか楽しみだ。それにしても起伏がふんだんにあり、展開の早さを感じる作品。笑いも散りばめられ、視聴者を飽きさせない。新たな環境に身を置くパワフルな寅子が視聴者にどう元気を与えてくれるか注目したい。

 物語は日本で初めて法曹界に飛び込んだ女性の実話に基づく骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が見事に解決される爽快感も味わえるリーガルエンターテインメント。

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