『量産型リコ』最終章のキャスト解禁 田中要次が“やっさん”続投「次なるステージに繋がれたら」

乃木坂46の与田祐希が主演を務める、6月27日スタートのテレビ東京系連続ドラマ『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』(木曜深夜0時30分)のキャストおよび配役が26日、発表された。

量産型リコの共演者が解禁された【写真:(C)「量産型リコ」製作委員会2024】
量産型リコの共演者が解禁された【写真:(C)「量産型リコ」製作委員会2024】

乃木坂46・与田祐希が主演のシリーズ3作目

 乃木坂46の与田祐希が主演を務める、6月27日スタートのテレビ東京系連続ドラマ『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』(木曜深夜0時30分)のキャストおよび配役が26日、発表された。

 シリーズ3作目にして最終章となる本作は“家族”をテーマに、実家に帰ってきたリコ(与田)とその家族のひと夏を描いたホビー・ヒューマンドラマ。

 本作で描く小向璃子(リコ)は、東京で派遣の仕事をしている25歳で、しっかり者の長女・侑美(市川由衣)と少々わがままで甘え上手な三女・香絵(佐月絵美)に挟まれ、実に平均的に育った小向家の次女。祖父・仁(森下能幸)の死をきっかけに三姉妹が集まり、4年ぶりに家族全員が揃った小向家。祖父の遺品を整理していると作りかけのプラモデルを発見したリコは、生前に祖父が通っていた「矢島模型店」で出会ったやっさん(田中要次)に導かれ、初めてプラモデルを作ってみることになる。

 プラモデルを通して祖父のこと、家族のことを少しだけ知れた気がしたリコは、祖父の心残りを終わらせるまで夏の間実家に残ることに。よく知った家族の顔、でも実はちゃんと知らなかった家族の心。そんな家族をもっと知っていく、リコのひと夏の物語。

 この度、リコの家族と矢島模型店のキャストが解禁となった。小向家のしっかり者の長女・侑美役に市川由衣、三姉妹いちの自由人な三女・香絵役に佐月絵美、父・浩一郎役に矢柴俊博、母・由里香役に浅香唯、祖父・仁役に森下能幸、そして、3シリーズを通して共通の存在であるプラモデル屋「矢島模型店」のアルバイト・アオ役に石田悠佳(LINKL PLANET)、店主“やっさん”こと矢島一役に田中要次が決定した。

 今回三女・香絵役の配役にはオーディションを行い、実に300人を超える応募から佐月絵美が選ばれた。

シリーズ初出演の佐月絵美「とても嬉しかったです」

 出演者のコメントは以下の通り。

○市川由衣

「前作のクランクアップ時、主演の与田さんと話しながら泣けてきてしまったことをきのうの事のように覚えています。マイペースで低温にみえますが努力家で頑張り屋さんの与田さんに対していつしか母のような気持ちを持つようになっていました。今作では与田さん演じるリコの姉になれること、本当に嬉しいです! 4年ぶりに実家に家族が集まって過ごすひと夏のお話。どこか懐かしく愛しい、リコワールドの真骨頂になっています。大好きな共演者、スタッフの皆様と、のどかな場所で絶賛撮影中!楽しみに待っていてください!」

○佐月絵美

「はじめまして。今回、シリーズ3作目で初出演させていただきます。佐月絵美です! オーディションで香絵と出会い、出演させていただけると知った時は、とても嬉しかったです。リコチームの新たな一員として、楽しく撮影に参加させていただいています。家族のほのぼのとした空間、やっさんたちと作り上げるプラモデル、ぜんぶが愛くるしい作品です。是非ご覧ください!」

○矢柴俊博

「再び参加出来て光栄です。こんなに愛される作品を生み出した全スタッフ俳優陣と、支持して頂いた視聴者の方々に感謝します。大きな事件や衝撃の展開はありませんが(たぶん)、それぞれの時間を進み始めていた僕ら家族が、それぞれの秘密や胸の内を発見しにプチ探検に出かけます。リコと僕らが、実家の畳に寝転がり、食卓で醤油をかけ、仏壇に線香をあげる。シリーズ3作目は、そんな“営みのエンターテインメント”です!」

○浅香唯

「このたび三姉妹のお母さんを演じさせていただきます!! キラキラと輝く可愛い可愛い三人娘に囲まれてとても幸せな毎日を送っています。似たような年頃の娘を持つ母として、彼女たちの仕草や言葉にいちいち感動している私なのです(笑)。家族っていいもんだな~と演じながらあらためて家族の絆の素敵さに気づかされました。ひと夏の家族の物語にキュンキュンしてくださいね!」

○森下能幸

「今作も参加させて頂く事の喜び、3作目まで続けて下さった制作陣の志、この『量産型リコ』を観てくださっていた視聴者の皆様、ありがとうございます!感謝!前作、前々作同様、今作も『量産型リコ』らしい物語、各話のエピソード、そして『プラモデル』への熱量に満ち溢れていますね!私、前作では『アシスト王』を目指しておりましたが、今作では『存』『在』『感』を心がけたいと思います。時に寄り添い、時に見守り、時に背中を押してくれる。皆様にとって『量産型リコ』が、そんな作品になればと願ってます。『プラモデル』と共に。友に」

○石田悠佳(LINKL PLANET)

「私はシリーズ1作目を観て、現在所属しているLINKL PLANETの存在を知ることが出来たので、2作目にアオ役として出演出来たことが堪らなく嬉しかったのに、まさかまさか3作目でもアオに出会うことが出来て大感動しております! 私にとっては夏休み=量産型リコという関係ももう3年目。ついに最終章と寂しくなりますが、大好きなリコチームの方々と一緒に最高の夏をお届けします! 今年もよろしくお願いいたします!」

○田中要次

「サブタイトルにとうとう『最後』と付いてしまった事に少し寂しさを感じながら、自然豊かな郊外が舞台となる3作目は今までとは全く違う景色が見られると期待してます。『家族』というテーマも加わる事で演者の和も更に深まりそうですね。そして、今までよりも現場は遠くなりましたが、お店も作業場もひとまわり大きくなりました。その分、映像だけでなく、芝居にも奥行きを出せたら良いなと思っております(笑)。物語は毎度リセットされているのに、クルーの気ごころはリセットされてないのが、安心でもあり、心配なところでもあります。気を引き締めて挑みたいと思っています。今作は、田舎の風情が感じられそうな、夏休みの夜に相応しいドラマになると思います。今回が見納めのリコになるかもしれませんが、多くの方々に見届けて頂く事によって、次なるステージに繋がれたらと思っております。『ギブバースの人』と呼ばれるようになるまで、矢島は諦めませんよっ! よろしくお願いします」

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください