アン ミカ、『イップス』で殺人犯役に初挑戦「今までの人生で感じたことのない感情が湧きました」

モデルでタレントのアン ミカが、31日放送のフジテレビ系『イップス』(金曜午後9時)の第8話に犯人ゲストとして出演することが24日、発表された。

初となる殺人犯役に挑戦したアン ミカ【写真:(C)フジテレビ】
初となる殺人犯役に挑戦したアン ミカ【写真:(C)フジテレビ】

フジ連ドラ出演は2クール連続

 モデルでタレントのアン ミカが、31日放送のフジテレビ系『イップス』(金曜午後9時)の第8話に犯人ゲストとして出演することが24日、発表された。

 本作は篠原涼子とバカリズムのダブル主演ドラマ。“書けなくなった”小説家・黒羽ミコ(篠原)と“解けなくなってしまった”刑事・森野徹(バカリズム)の“絶不調バディ”が、毎回変な事件に首をつっこんでいくミステリーコメディーだ。

 今回アン ミカが演じる南条理沙(なんじょう・りさ)ことナンリサは、恋愛小説家として活動する傍ら、BS番組『恋するクリニック』や自身の配信アカウント・“ナンリサちゃんねる”で視聴者の恋愛相談をこなすなど恋愛の達人としてマルチに活躍していた。こっそり付き合っていた窪田達臣(くぼた・たつおみ/河相我聞)とはBSの恋愛トーク番組で一緒にMCを務め、公私ともに順風満帆に見えたが……窪田は6年前に結婚していたことが発覚。7年前から交際していた理沙は二股をかけられており、しかも自身が浮気相手だったと知る。さらに窪田からは“割り切った大人の関係”を継続させることを提案され、プライドを傷つけられた理沙は殺人を決意する。

 近年は俳優としてのテレビ出演も増えているアン ミカは、パリコレをはじめとした国内外のファッションショー、ファッション誌などでモデルとして活躍。モデル以外にもジュエリー・ファッションデザイナーや、化粧品プロデュース、エッセイ執筆と幅広くこなしながら、持ち前の明るい性格とキャラクターを生かし『トークィーンズ』(フジテレビ系)などのトークバラエティーでも存在感を発揮している。ドラマ作品では『三千円の使いかた』(2023年、東海テレビ・フジテレビ)、『トリリオンゲーム』(2023年、TBS系)などがあり、フジ連ドラ出演は『婚活1000本ノック』に続き2クール連続となる。

 今作への出演にアン ミカは「理沙はとっても一生懸命なのですが、勝ち気で不器用な女性。不器用な故に人をあやめてしまう……そんな役です。人生で初めて、人の命を奪ってしまう役をやらせていただいたのですが、理沙は憎めない犯人だと思いました。すごく魅力もあって人間くさくて、乗り越えなければいけない弱さとゆっくりと向き合えなかった。ある意味彼女自身も被害者であり、受け止めきれず加害者になってしまう理沙に感情移入すると同時に、撮影を通して今までの人生で感じたことのない感情が湧き、貴重な経験となりました」と振り返った。

 そして、「この物語を通じて、誰かを傷つける前に一度立ち止まって思いとどまることの大切さ、そして人と自分を比べるのではなく自分をキープするすべを楽しく明るく学べます。理沙が作中で話すことの中にも楽しく生きるヒントを忍ばせましたので、ぜひお楽しみにご覧下さい!」と呼びかけた。

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