山田涼介、学生時代は「あまり真面目じゃなかった」 教師役オファーに驚き「変なやつで貫き通したい」

Hey! Say! JUMPの山田涼介が、7月5日スタートのフジテレビ系連続ドラマ『ビリオン×スクール』(金曜午後9時~9時58分)の取材会に出席。本作の見どころなどを明かした。

CEOで教師・加賀美零を演じる山田涼介【写真:(C)フジテレビ】
CEOで教師・加賀美零を演じる山田涼介【写真:(C)フジテレビ】

『ビリオン×スクール』で主演を務める

 Hey! Say! JUMPの山田涼介が、7月5日スタートのフジテレビ系連続ドラマ『ビリオン×スクール』(金曜午後9時~9時58分)の取材会に出席。本作の見どころなどを明かした。

 本作は、日本一の財閥系企業のトップであり“億万長者=ビリオネア”の主人公が、身分を隠して学校の教師となり、さまざまな問題に直面しながらも生徒とともに成長していく姿を描くオリジナルストーリーの学園コメディー。

 山田は日本最大の財閥グループ企業「加賀美グループ」のCEO・億万長者で私立絵都学園の「やる気ゼロ、才能ゼロ、将来性ゼロ」生徒が集められた3年0組の新しい担任を務める加賀美零(かがみ・れい)を演じる。今回が初の教師役となる。加賀美の秘書・芹沢一花役は木南晴夏が演じる。

 以下、インタビュー内容。

――台本を読んだ感想は。

「今まで見たことのないような新しい視点の学園ドラマになるんじゃないかなと思いました。僕の役がぶっ飛んだ役でもあるのでどう演じようかなと思っています」

――学園モノでCEO、教師という設定。そういう役柄を演じる立場になった心境は。

「自分が教師って想像したことがなかったので驚きです。プロデューサーと話していたのは、年齢だけが先走っていて、見た目が変わらないタイプなので、生徒に見えないようにビジュアルを作りたいと思っています。先生と生徒なのである程度の距離を保ちながらも現場の空気はちゃんと引っ張っていければなと思っています」

――教師役を演じるうえで意識することは。

「加賀美っていう役が教師っぽくない教師なのでCEOとしてのたたずまいが強くなるかなと。1~2話は変なやつで貫き通したいなと思っています」

――CEOとしてのたたずまいはどのように演じようと思っていますか。

「スッとしていればそれっぽく見えるのかなと。でもCEO感を出さないように教師になるっていう役でもある。教師を経験したこともないし、一般常識と違う言葉がでてきてしまうところは監督と相談しながらキャラクターを作り上げていければいいかなと思っています」

――生徒役の俳優さんとの共演はどんなことを意識しますか。

「僕もこの年齢になってきて、スタッフさんが若くなってきたり、役者さんが若くなってきたりするのはあったんですけど、これだけ大人数の年下がいる現場っていうのは初めて。今の流行りを頭に入れておこうかなと。生徒の中にはこれからもっと活躍していく子たちもいると思うので、そういう子たちにとっては学園ものってすごく思い出になると思う。僕もすごく残っているので、いい思い出になるような現場作りっていうのを座長として率先して作っていけたらなと思っています。コミュニケーションの取り方はそれぞれ違うと思うので、1人1人の個性を時間をかけながら見ていきたいです」

――先輩俳優として伝えておきたいことは。

「ないですよ(笑)。僕も日々勉強だと思っていますし、まだまだ学ぶ立場。一緒に学んでいけたらいいなと思ってます」

――これまでのアイドル活動、俳優としての経験をどう生かせると思っていますか。

「生かせるのかな。アイドルとして演じたことのないキャクターですし、新しい引き出しを増やすためには毎日チャレンジかなと。今までの経験というよりは、どちらかというと自分の新しい引き出しを自分で開いていく作品だと思います」

――山田さん自身にこれまで印象に残った先生はいますか。

「あまり真面目じゃなかった。でも、そういう生徒にも寄り添ってくれる先生はいました。仕事をしながら学校に行っていたので、どうしても眠いじゃないですか。休みの時間にぼく図書室でよく寝ていたんですよ。そのまま授業のチャイムが鳴っても気づかずに寝てて、先生が起こしに来ることがあったんですけど、無理に教室に連れ戻そうとするんじゃなくて『昨日何があったの。何の仕事だったの』みたいな寄り添いながら聞いてくれた先生は印象に残っています」

――加賀美のように何にでも自由に動かせる権力、財力を持っていたら何がしたいですか。

「僕、物欲もない。ゲーム会社を作るかもしれないですね。自分のプロチームを作って育成して、世界で羽ばたかせるみたいなことをするかもしれないです」

――秘書役の木南さんとは今回で3度目の共演。印象はどうですか。

「安心感があります。主演ってやることが決まっていて自由度がいい意味で狭い。でも加賀美は自由度を高く持たないと成立しないシーンもあったりする。そこを木南さんがいてくださるおかげで自由度高く演じることができるなと思いました」

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