ラグビーW杯はSNSも空前の盛り上がり 公式ツイッター231%増 ユーチューブ前回大会超え

ラグビーW杯日本大会で、日本代表の初のベスト8進出が決まり、国内は大きな盛り上がりを示している。W杯の国内の公式ツイッターのフォロワー数は大会開幕直前から2倍以上に急増するなど、大会が進むにつれてデジタルの世界でも注目度が拡大している。タレントの小島瑠璃子や女優の土屋太鳳、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの富澤たけし、歌手の米津玄師らがSNSやブログに投稿し、勝利を祝福。桜の戦士たちの躍進とともに“デジタル特需"が起きている格好だ。

ラグビー人気が爆発した【写真:Getty Images】
ラグビー人気が爆発した【写真:Getty Images】

最高はカナダ代表チームのボランティア活動 「美しい振る舞い」が全世界へ

 ラグビーW杯日本大会で、日本代表の初のベスト8進出が決まり、国内は大きな盛り上がりを示している。W杯の国内の公式ツイッターのフォロワー数は大会開幕直前から2倍以上に急増するなど、大会が進むにつれてデジタルの世界でも注目度が拡大している。タレントの小島瑠璃子や女優の土屋太鳳、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの富澤たけし、歌手の米津玄師らがSNSやブログに投稿し、勝利を祝福。桜の戦士たちの躍進とともに“デジタル特需”が起きている格好だ。

 公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会によると、1次リーグ37試合で、観客動員数はのべ128万人を超えた。チケット販売は販売可能席の約99%が販売済みになっているという。

 組織委が15日に公表した資料によると、国内の公式SNSのフォロワー数は、大会開幕直前と比較して、ツイッターで増加率231%(9万9769フォロワーから23万406フォロワー)に急増。日本語のツイッターアカウントだけで、開幕からの期間中の投稿を合計すると、3億4000万以上のインプレッション(表示回数)を記録した。

 主だった投稿としては、釜石の試合が中止発表された数時間後にカナダ代表チームがボランティア活動をしている様子の写真について、同アカウントとして過去最高の13万リツイートを記録し、1300万人の閲覧につながった。また、9月28日に行われた日本ーアイルランド戦の試合後に投稿した動画は410万回再生をマークした。

 組織委が委託する外部調査会社の調べによると、一般のツイッター投稿を含めると、期間中に「ラグビー」というキーワードが入った投稿は、280万回を超えたというデータがある。

 また、大会公式ユーチューブで配信している大会映像は、開幕からの10日間(9月20日~29日)だけで、前回大会の期間合計(2015年9月18日~10月31日)再生時間を上回った。

 選手によるボランティア活動や、試合会場でのファンによるごみ拾い、海外チームの試合後のお辞儀といった、試合だけでないシーンで、人々に勇気や元気を与える話題が数多く取り上げられている。デジタルチャンネルでの波及効果は絶大で、日本の美徳やスポーツだからこその善行についても世界に発信されているといえそうだ。

 組織委員会の嶋津昭事務総長はコメントを発表し、「選手のみなさんはすばらしい全力のプレーで、世界中のファンと日本の国民を魅了してくれています。日本全国からラグビーに元気をもらったという声をいただいき、たいへんうれしく思っております」としたうえで、「特に被災地の方々からのお声には、我々一同が励まされる思いで、感激しております。また、選手のみなさんは、そのプレーのみならず、グラウンド上で対戦相手やファンを称える美しい立ち居振舞いや、台風19号の被災地において支援活動や交流を行ってくださったカナダ代表、ナミビア代表の行動など、多くの感動も与えてくれました。参加全選手にお礼を申し上げたいと思います」と感謝。

 19日から始まる決勝トーナメントに向け、「大会はいよいよ佳境を迎えます。私ども組織委員会一同、ここから更に気を引き締めて、全力で大会運営にあたって参ります」としている。

(ENCOUNT編集部)