この日は七夕ということもあり、女優陣は艶やか浴衣姿。奈緒の浴衣姿に松本が「浴衣美人!」との言葉を送ると、奈緒も「想像を上回るお似合い具合!本当に素敵」と応じた。松本は奈緒について「奈緒さんの選ぶ言葉は丁寧で美しいのです。心が綺麗だからそういう言葉が出てくるんだと思います。心根が美しい方」と羨望のまなざし。奈緒も「松本さんは一つのことを追求される方です。澪ちゃんが松本さんだったからいいシーンになったというところが詰まっている映画になりました」と感謝し、「褒め合っていますけど、長い時間を過ごせば過ごすほど好きなところが見つかるのです」と松本にほれぼれしていた。

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　また、七夕の短冊に願い事をしたためる企画では「奈緒ちゃんとキャンプに行けますように」(松本)、「晴れの日の多き十月となりますように」(奈緒)、「星まつり詩歌(うた)と映画に身を尽くす」と発表。松本は「キャンプに行って奈緒ちゃんの好きなカレーを一緒に作ろうかな」と理由を説明すると、奈緒は「キャー!うれしい!」と喜色満面。
しかし松本は「これを書き終わった後に『映画がヒットしますように』と書けばよかったと思いました。間違えたかな?」と発言すると、記者たちの笑いを誘った。

　本作が“生涯最後の映画監督作”という角川監督は「撮影は毎日が楽しく、撮影が終わってから2か月経っても撮影現場の夢を見ていました。そしていまだに『みをつくし』後遺症にかかっています」と深い愛着を明かし、「この映画を日本人のみならず、全世界の人々に愛される映画にしたい」と公開に向けて気持ちを新たにしていた。