元NMB48でタレントの吉田朱里が18日、読売テレビ『今田耕司のネタバレMTG』（土曜午前11時55分）に出演。2020年10月に大阪城ホールで行われたグループからの卒業コンサートのギャラ事情を告白した。

　番組では6日に東京ドームで行われたボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥のルイス・ネリとの防衛戦で、勝利した井上のファイトマネーを含めた報酬が10億円超だったと取り上げ、一度に手にする額が話題になった。レイザーラモンRGは「吉本の劇場の若手（芸人）の配信（1回）とかで、一発あてたヤツらも（高額）」と告白。月亭八光から「それって金額は言いにくいですか」と聞かれ、RGは「何千万ですよ。最高は確か」と暴露して驚かせた。相方・HGも「（チケット）1万枚売れるとかも全然あったみたいなんで、2000円としたら2000万円ですよね」と解説した。

　アイドル時代からYouTuberとしても活躍する吉田は「YouTubeとかだとやっぱり、大きい額が動いたりもするんですけど」と前置きした上で、「NMBのときの卒業コンサートを大阪城ホールでやらせてもらって。結構、満員でチケットも完売で配信もあったんですけど、ギャラが3000円でした」と3本指を出して告白。「ええー」というどよめきと、「（単位は）千（って）言うたね」と金額を確認する声が飛んだ。吉田は「私がメインで私が卒業で、10年頑張って、（同期の）1期生もいっぱい集まってくれて。（紅白の）小林幸子さんみたいに大阪城の上の方まで上げられて、こんなに長いドレス着て3000円」と恨み節。

　八光は「（闇営業騒動で）吉本が生まれ変わる前やろう」と話したが、吉田は「そんなことないです。後です」と否定。今田が「（それまでが）めっちゃくちゃ赤字やったんちゃう」と疑い、「金だけめっちゃかかって。やっとちょっと回収できるときやもん。音楽はホンマ大ブレークしないとお金かかるだけやもん」と事務所をフォロー。吉田も「衣装も全員分、また作ってとかなったり、東京で握手会に行くとなったら70人ぐらいの宿泊費と移動のお金がかかるから、しょうがないですけど」と一定の理解は示した。

　逆に一度の額が大きい方を質問されると、「ええ方は教えられないです」と即答。手がけるコスメの売り上げから一部入ることを指摘されても「あれも、まあいっぱい取られてます」と笑顔で煙に巻いていた。