北村匠海、ファーストキスは「母親の前」 “無の境地”だった淡い思い出を告白
8月14日に公開される映画「思い、思われ、ふり、ふられ」のイベントが6日、都内ホールで行われ、俳優の北村匠海らが浴衣姿で出演した。無観客で行われたイベントにはリモートで全国の学生45名が招かれ、出演者たちと夏の思い出作りを楽しんだ。
新型コロナウイルスで青春の時間を失いかけている学生たちにエール
8月14日に公開される映画「思い、思われ、ふり、ふられ」のイベントが6日、都内ホールで行われ、俳優の北村匠海らが浴衣姿で出演した。無観客で行われたイベントにはリモートで全国の学生45名が招かれ、出演者たちと夏の思い出作りを楽しんだ。
「みんなの願いを叶えます!ふりふら七夕祭りイベント」として開催されたこの日のイベントには、映画に出演する北村匠海、浜辺美波、福本莉子、赤楚衛二と三木孝浩監督が出席。出演者たちはそれぞれ夏らしい色とりどりの浴衣姿で登壇し、リモートでイベントに参加した学生たちの質問に答えながら、約30分間交流した。
北村は「将来の夢を決めた瞬間」について聞かれると「色んな夢を持っていて全部叶えてやろうと思っている。夢を持つと、『そのためにどうしたらいいか』が見えてくるから夢が好き。小さな夢でもいいから、夢を持つのはいいこと」と熱弁。さらに、今日が誕生日だという参加者に対しては率先してバースデーソングを合唱するなどサービス精神たっぷりな一面を見せた。
キスシーンについての質問が飛ぶと、「まずしっかり歯磨きをすること、そして適度に緊張すること」とその極意を明かし、「ファーストキスがドラマの仕事で小5の時だった。マネジャーもいなくって、母親の前でキスシーンをやったので、もう無の境地です」と笑わせた。
北村はイベントの最後に、「今こそ素直になるとき。この映画の中でも描かれるんですけど、本当に伝えたいことを言えなかったり、言えなかったから前に進めなかったり。でも言えた先に待っている光ってすごくキレイ。言えなかった思いとか会いたかった人に会えなかった時間が物理的にできてしまった分、心の距離が近くなる方法はあると思う。学生の皆さんには貴重な時間を謳歌してもらいたい」と新型コロナウイルスで青春の時間を失いかけている学生たちにエールを送った。
映画「思い、思われ、ふり、ふられ」は8月14日(金)全国公開(配給:東宝)。