ななまがり、2017年に解散直前の大喧嘩 キングオブコントで大ウケも「決勝行けなかった」

コント師No.1を決めるお笑い賞レース『キングオブコント2024』のエントリー会見記者会見が13日に行われ、ななまがりが悲願の初優勝へ抱負を語った。

記者会見で独特の自己紹介をするななまがりの森下直人(左)と初瀬悠太【写真:ENCOUNT編集部】
記者会見で独特の自己紹介をするななまがりの森下直人(左)と初瀬悠太【写真:ENCOUNT編集部】

キングオブコントには第1回大会から出場、最多出場コンビの1組

 コント師No.1を決めるお笑い賞レース『キングオブコント2024』のエントリー会見記者会見が13日に行われ、ななまがりが悲願の初優勝へ抱負を語った。

 2008年結成の実力派コンビ・ななまがりは、本コンテストの第1回大会からエントリーしており、最多出場コンビの1組。会見で突然サングラスをかけた森下直人は、「私、パラレルワールドから来た、あべこうじです」と不気味な自己紹介から、不思議な人形を取り出し「これは、パラレルワールドの高橋愛です」と、ななまがりワールド全開のあいさつ。

 18日に『THE SECOND~漫才トーナメント~』決勝を控えている中での会見参加となり、初瀬悠太は「めっちゃ浮気している気分。背徳感が」と興奮気味にコメント。TBSでは、『水曜日のダウンタウン』の30秒ネタ賞レース企画『30-1グランプリ2024』、『お笑いエスポワール号』でも優勝を果たしており、賞レースで絶好調という状況で森下は「もしかしたら、(全賞レースを合わせて)賞金2080万円獲れるかもしれない」と不敵な笑みを浮かべた。

 大学生の頃から挑んでいる本コンテストについて、17年の準決勝当日に大げんかしたことを回想。初瀬は「もう解散や!」と解散寸前だったことを明かし、森下も「会場のロッカーと壁に挟まって泣いていた。そうしたら、裏の(密着)カメラが5台くらい来て、全部僕を撮っていた」と舞台裏でのエピソードを披露した。

 ネタ合わせをしないで準決勝の舞台に立つことになったというが、森下は「いざ、舞台が近づいて出ばやしが鳴ったら、初瀬が『ごめん』、オレも『ごめん』と言って板についた(舞台に立った)」と直前で仲直りしたことを説明。心温まるエピソードで会見場がほっこりしたが、初瀬が「(準決勝のネタは)めっちゃウケたんです! で、決勝行けなかった」とオチをつけ、森下は「そこから8年、ずっと決勝に行けていない。今年こそは!」と、並々ならぬ思いでキングの座を狙っていた。

 今年で17回目を迎える本コンテストは、16日からエントリーがスタート。出場資格は、プロ・アマ、所属会社の有無を問わず、芸歴の制限は無し。2人以上のユニットに限り(1人での出場は不可)、即席ユニットでの参加も可能となっている。本会見では、ななまがりのほか、昨年準優勝のカゲヤマ、ロングコートダディ、ダウ90000、ザ・マミィがエントリーを表明し、昨年、歴代最高得点を弾き出して史上最年長優勝を成し遂げたサルゴリラも同席した。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください