「その手があったのね」 大量発生カメムシの“対処法”に驚きの声「臭いも抑えられる」
全国的にカメムシの大量発生が懸念されている。悪臭を放つ厄介な存在で、外に干している洗濯物にくっついたり、家の中にまで侵入されたら困った事態に陥ってしまう。こうした中で、“田舎人による対処法”がSNS上で注目を集めた。ガムテープを駆使し、ちょっとしたコツで臭いを避ける方法だ。投稿者が詳細を教えてくれた。
「ペットボトルでの捕獲方法も加えて紹介しております」
全国的にカメムシの大量発生が懸念されている。悪臭を放つ厄介な存在で、外に干している洗濯物にくっついたり、家の中にまで侵入されたら困った事態に陥ってしまう。こうした中で、“田舎人による対処法”がSNS上で注目を集めた。ガムテープを駆使し、ちょっとしたコツで臭いを避ける方法だ。投稿者が詳細を教えてくれた。
屋内の窓付近にいるカメムシ。そっとゆっくりガムテープを忍ばせて、冷静な手さばきで包み込むと……。分かりやすく動画で紹介したのは、ぶっぶ@失敗から学ぶ(@sippaidarake481)さんだ。
「カメムシ大量発生で普段遭遇しない人は対処に困りますよね。
日常的にカメムシ狩りしてる田舎人が対処方法載せときます。
カメムシ発見、焦らず潰さず
↓
ガムテープ(布の方)を10~15cm切り取る
↓
カメムシの背中にガムテープを着けて、潰さないように包み込む
手に臭いがつかないのでお勧めです」
ぶっぶさんは山形県在住の30代男性で、生活や投資の失敗・経験談や育児記録を発信している。今回のカメムシ駆除法はどのように思い付いたのか。
「実はこの方法は地元民ではわりと知ってる方法だと思います。私が小さい頃から両親がこの方法で捕獲しており、比較的臭いも抑えられるので私も自然と覚えていきました」。
ポイントはテープのチョイスにあるといい、「臭いを抑えるために粘着力が強いテープを使用することです。粘着力が弱いと何度も貼り付けることになり、そうするとカメムシが臭いを出してしまうので、できる限り1回で捕獲したいからです。お勧めテープは、布のガムテープです」と伝授する。
投稿は1.8万件のいいね、4600件以上のリポストを集める大反響となった。「その手があったのね」「これは全部の虫に使えそうですよね」「この方法で臭いがしないなら簡単で良いですね」「ホントこれ」「同じことおばあちゃんちでよくやります」など、驚嘆の声が寄せられた。
「こんなにたくさんの方から反応をいただき驚いていると共に、役に立てたことをうれしく思います。投稿するまでは、この方法は私にとって当たり前の方法だったので皆が知ってるだろうなという気持ちだったのですが、たくさんの方から反応をいただいたことで、私の当たり前が他の方の当たり前では無いことを勉強させていただきました」と、ぶっぶさんは受け止めを語る。
一方で、生物の命について改めて思いを深めたことがあるという。「この方法はカメムシの命を奪う方法になり、一部の方には不快な思いをさせてしまったと反省しております」。そのうえで、「命を奪わず逃がせばいい、と書き込みがありましたので、コメント欄にてペットボトルでの捕獲方法も加えて紹介しております。なお、私の紹介した方法はあくまで数ある方法の一部であり、捕まえたことのない方の参考程度で紹介させていただきましたので、ご承知いただければ幸いです」と話している。