【光る君へ】柄本佑が明かす道長の変化 「見た目とともにハッキリした感じに」

俳優・柄本佑がNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)で演じる藤原道長が、12日放送の第19回で右大臣の仕事に就く展開が描かれた。これまで政治や出世には2人の兄(道隆と道兼)と比べると関心の低い人物として描かれてきた。柄本は、出世する道長をどうとらえて演じたのか。この日、同ドラマの公式ホームページの人気企画「君かたり」で柄本が思いを明かした。同企画は注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画。

藤原道長を演じる柄本佑【写真:(C)NHK】
藤原道長を演じる柄本佑【写真:(C)NHK】

柄本佑が公式HPの企画「君かたり」で右大臣になった道長への思い語る

 俳優・柄本佑がNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)で演じる藤原道長が、12日放送の第19回で右大臣の仕事に就く展開が描かれた。これまで政治や出世には2人の兄(道隆と道兼)と比べると関心の低い人物として描かれてきた。柄本は、出世する道長をどうとらえて演じたのか。この日、同ドラマの公式ホームページの人気企画「君かたり」で柄本が思いを明かした。同企画は注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

「そこまで政治には、かんでいかないだろうというところから、まひろとの約束もあるし、父・兼家さんに『政とは家だ』と言われて、共感はできないけど、やっぱり感じ入るところはあるというか、その2本の柱で政治に向かっていけるのかなとは思っていて……そんなところで状況の変化みたいなものが起きているかなと思いました」

 道長はこれまでの出世パターンの関白ではなく、存分に働ける右大臣の仕事に就いた。

「兄貴たちは家さえ守って、どんどんどんどんつなげて行くことって言っていたけど、でも道長としては、家をどんどんつなげていくことは民の生活もちょっとずつ豊かになっていくことと同時にあると考えているんじゃないかな。偉くなりたいということだけじゃなくて、実際に現場に行って自分も一緒にそこで考えるというふうなこと。道長はそう思っているんだけれども、そこに至るのは兄貴2人だろうと思っていたのに、たまたま自分が右大臣という立場にいきなり任命されて……」

 右大臣に任じられ、何を考え、どんな思いだったと考えるのか。すると、これまでとは違う覚悟と姿の道長を期待できそうな言葉が紹介された。

「そうなって非常にたくさん考えたんじゃないかなと思いますね。そこで『ああ、どうしよう』と悩んでというのではなく、むしろ『よし、やるぞ』というふうな気持ち。だからさっきのところ(シーン)も『他の人とは違う道を俺は行く』と言うのも割と明確にちゃんと言っています。見ている人がどう思うか分かりませんが、第18回までの道長から第19回は自分としてはちょっと第2期に入るというか、見た目とともにちょっとハッキリした感じに変わったように見えるかもわからないですね」

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