原菜乃華、GP帯ドラマ初主演 『世にも奇妙な物語』でホラーに挑戦「人間の怖さが出てる」
俳優の原菜乃華が6月8日に放送されるフジテレビ系ドラマ『世にも奇妙な物語』(午後9時)の最新作で、ゴールデン・プライム帯ドラマ初主演を果たすことが13日に発表された。
6月8日午後9時から放送『世にも奇妙な物語’24 夏の特別編』
俳優の原菜乃華が6月8日に放送されるフジテレビ系ドラマ『世にも奇妙な物語』(午後9時)の最新作で、ゴールデン・プライム帯ドラマ初主演を果たすことが13日に発表された。
フジテレビは、おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが視聴者を“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズの最新版、土曜プレミアム『世にも奇妙な物語’24 夏の特別編』を6月8日午後9時から同11時10分に放送することが決定。1990年4月にレギュラードラマとして放送を開始し、その後は特別編という形で年に2度放送を続け、これまで各時代を代表するような作家や脚本家と豪華俳優を掛け合わせることによってその名の通り“奇妙な”物語の世界観を作り出してきた本シリーズ。今年も珠玉の4つの“奇妙な”短編ドラマが描かれる。
このたび、4つの“奇妙な”エピソードの1つ「友引村」で、原菜乃華が初出演にして初主演を務めることが決定。原は、ヒロインを務めた映画『ミステリと言う勿れ』(東宝/2023年)で、第47回日本アカデミー賞新人賞を受賞。22年に公開され、世界中から注目を集めたアニメーション映画『すずめの戸締まり』(東宝)では、第18回声優アワード新人声優賞を受賞したことも記憶に新しい。さらに、水10ドラマ『ナンバMG5』(フジテレビ系/22年)では、改造自転車を乗り回すヤンキー一家の長女役、大河ドラマ『どうする家康』(NHK/23年)では、作間龍斗(HiHi Jets)演じる豊臣秀頼の正室・千姫役を演じるなど、さまざまなジャンルの作品で見る者を魅了してきた。
そんな原が『世にも奇妙な物語』初出演にして初主演で演じるのは、東京の大学に通うごく普通の大学生・藤崎凛(ふじさき・りん)。大学でいつも一緒にいた友人・高橋壮真(たかはし・そうま)、日比野ヤマト(ひびの・やまと)となんら変わらない日々を送っていたが、ある出来事がきっかけで人生が一変していく。
原のコメント全文は以下の通り。
○原菜乃華
――本作への出演について。
「小さい頃から知っていて、見させていただいたりもした番組だったので、出演が決まった時はすごくうれしかったです。実は、小さい頃に何度も『世にも奇妙な物語』のオーディションに参加していたんです。だから、今回こうして出演することができて、本当にうれしいです!」
――台本を読んだ感想。
「実はホラーが苦手で、素直に怖いなと……。映像じゃなくて文字だけで見ても、こんなにしっかり怖いんだなと思いました。撮影に入る前は大丈夫かな、怖くなっちゃったりするかなと思っていたのですが、ホラー作品の現場とは思えないほど和気あいあいとした現場で! その恐怖はどこかへいっちゃいました(笑)。今は、ホラー作品ってこういう風に撮影するのね、と勉強させてもらいながら楽しく演じています」
――「友引村」の魅力的なポイントについて。
「“村”です(笑)! お化けが怖いとかそういうものじゃなくて、人とかコミュニティー集団が怖いというのがなんか一番怖いんじゃないかと思うような作品です。人間の怖さみたいなのがしっかり出てるところが恐ろしいなと思いましたし、そこがこのエピソードの魅力かなと思います」
――視聴者の方へのメッセージを。
「心霊系とは違った、人間の怖さみたいなのがすごく詰まってる物語だと思います。暖かくなってきましたし、この“友引村”で涼しくなっていただければと思います!」