宮本茉由、新ドラマ「妖怪シェアハウス」でコメディー初挑戦「いつもより性格も明るくなった」

「一つ一つが可愛く見えてきて、愛おしいなぁと思いながら演じています」

 宮本は出演に際し、次のような熱意の込もったコメントを発表した。

「お話を聞いたとき、妖怪やおばけ、ゾンビなどの作品が大好きなので、ついにこういう作品に出演させていただける!とすごく嬉しかったです。今回『妖怪シェアハウス』と聞いて、妖怪になれるのか!?と思ったのですが、人間でした(笑)。台本を読んでいると、妖怪の優しさの裏に隠された過去の苦しみや憎しみが浮かび上がってきて、こんなにも人を憎んで妖怪になったのに人を愛する…そんな不器用な彼らにとても心をひかれました。

 主人公・澪のことを応援している妖怪たちが、フルパワーで悪い人間をこらしめていく痛快ストーリーに毎話、気持ちがハッとさせられます。妖怪って、生きていた時にとても辛い思いをして、それが成仏できずに何百年と魂が残ってしまっているのだなと思うと…姿は怖いかもしれないですけど、人の辛さが分かる優しいところがあって、人間よりもきれいで素敵な心を持っているのだなと感じました。

 私が演じる、主人公・澪が働く編集プロダクションの同僚・沙羅は、ちょっと自分に甘くて、思ったことをすぐ口にしてしまう、ピュアな子なのですが、決して悪い子ではないんです。だからこそ、ただいじわるしているみたいには見えないよう、沙羅の純粋な素の部分を出していきたいです。何を言い出すか分からない、編集部のムードメーカー的な存在として演じられたらいいなと思います!

 私は秋田県生まれなのですが、それを調べて下さったスタッフさんが沙羅の設定も秋田県出身にして下さいました。沙羅はきっと、ずっと秋田で育った子なので必死に東京の人たちに合わせようと頑張っているのだと思います。そう思ってみると、沙羅が言っているセリフ一つ一つが可愛く見えてきて、愛おしいなぁと思いながら演じています(笑)」

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