お笑いコンビ・新作のハーモニカが6月30日をもって解散することが分かった。藤田隼人、溝上たんぼの双方のXで発表した。

　藤田は「この度新作のハーモニカは6月30日（日）をもちまして解散することになりました」と報告。「何度も話し合いを重ねまして解散という形になりました。決して不仲とか喧嘩で解散という訳ではないです。いきなりの報告に応援してくださった皆さまには心苦しい報告になってしまい大変申し訳ございません」と謝罪した。

　そして「理由としましては8年間コンビを組んでテレビも少し出れて色んな仕事もしたけどこれ以上上に行けないと2人のモチベーションが下がってしまった事が理由です」と説明。「今まで応援してくださったファンの皆さんやライブに足を運んでくださった皆さんには感謝しかありません。本当にありがとうございました。この8年間相方に出会えて普通の芸人人生じゃ見れない景色や仕事をさせてもらって溝には感謝しかありません。ただの友達に戻りたいと思います。僕は今後も芸人を続けますしBeatBoxももちろんFESの主催もやっていきますので引き続き応援の程よろしくお願い致します。相方も探してます（ラップ出来なくても可）最後に6／30（日）の13時から下北沢シアターミネルヴァで解散ライブを行います。お時間ある方は是非遊びに来てくださると嬉しいです」と呼びかけた。

　一方、溝上も同様に解散を報告。「理由としましては音楽性の違いという感じです。たくさん話し合いを重ねた結果になります。僕たちらしい理由っちゃ理由ですね。短いようで長かったこの8年の間で、コンビでないと見れない景色を沢山見させていただきました。一度でもYouTubeやテレビで観たりライブに足を運んでくださった方々には感謝しかありません。自分はこれからも活動を続けていきます。ピンネタや司会、MCバトルや楽曲制作、主催イベントなど新しいことにもどんどん挑戦していこうと思っておりますので引き続き応援のほどよろしくお願いいたします」としている。

　同コンビは2015年6月に結成。過去にはワタナベエンターテインメントに所属していた経歴を持つ。藤田は1996年7月26日生まれの27歳で愛知県出身。溝上は同年10月26日生まれ、佐賀県出身の27歳だ。これまでの戦歴は『M-1グランプリ』2022年3回戦敗退、23年2回戦敗退など。