のん×藤ヶ谷太輔、人気漫画『幸せカナコの殺し屋生活』が実写化 今冬にDMM TVで独占配信

俳優・のんが主演を務め、藤ヶ谷太輔が共演で若林稔弥氏による4コママンガ『幸せカナコの殺し屋生活』(星海社COMICS)が実写ドラマ化することが7日に発表された。DMM TV オリジナルドラマとして今冬に独占配信される。

ドラマ『幸せカナコの殺し屋生活』に出演が決まったのん(左)、藤ヶ谷太輔【写真:(C)DMM TV】
ドラマ『幸せカナコの殺し屋生活』に出演が決まったのん(左)、藤ヶ谷太輔【写真:(C)DMM TV】

のんは今作でアクション作品初挑戦

俳優・のんが主演を務め、藤ヶ谷太輔が共演で若林稔弥氏による4コママンガ『幸せカナコの殺し屋生活』(星海社COMICS)が実写ドラマ化することが7日に発表された。DMM TV オリジナルドラマとして今冬に独占配信される。

『幸せカナコの殺し屋生活』は、上司からのパワハラに耐え切れずブラック企業を退職した西野カナコが待遇の良さに魅了され、殺し屋に入社。人を殺すことにためらいながらも隠れた才能を開花させ、凄腕の殺し屋へと成長していくコメディーで大バズりしている人気作だ。

 カナコが狙うのはヤクザの親分や巨大犯罪組織などではなく、“理不尽”。ブラック企業のOLとして数々の理不尽な経験をしてきたカナコが依頼人に寄り添い、パワハラ上司、悪質クレーマー、嫁をいびる姑たちをサクサク殺していく姿は、現代を生きる人々の共感を呼ぶ、まさに令和のニューヒーロー。エナジードリンクのような、日々の疲れやストレスをスカッと吹き飛ばしてくれる痛快なストーリー展開が見どころとなっている。

 ブラック企業から超ホワイト待遇な殺し屋に転職する奇想天外な主人公・西野を演じるのはアクション作品初挑戦となるのん。そして不愛想で基本「殺すぞ」しか言わないが、常にカナコを心配し見守る殺し屋の相棒・桜井役には藤ヶ谷が決定した。

 また、メガホンを握るのは『映画 おそ松さん』『東京リベンジャーズ』などを手掛けた日本のアクションコメディーの旗手・英勉監督。その他、カナコを殺しの天才であることを見抜いた社長や、何も知らずにカナコに一目ぼれしてしまう刑事など、ストーリーを盛り上げるキャラクターがほかにも次々登場する。

のん「自分の中では新たなチャレンジだと感じています」

コメントは下記の通り。

○のん

――撮影に向けての意気込みをお願いします。

「撮影に向けての意気込みを伺わせてください。私はコメディ作品が大好きで率先してそのような作品に出てきましたが、今作のようなシニカルなコメディに参加するのは初めてです。自分の中では新たなチャレンジだと感じています。コメディとガチアクションを行き来する大変な撮影となりますが、どちらのジャンルも大好きなので嬉しいです。殺し屋という職業をおかしみで以て表現するので、なかなか難しい課題だぞ…と内心ハラハラしています。このお話をいただいた時のときめきを忘れずに、作品の持つ娯楽性とテーマが観てくださる方達にしっかりと伝わり、そして思いっきり楽しんでもらえるように全力を尽くしたいと思います。桜井役の藤ヶ谷太輔さん、英勉監督と撮影するのがとても楽しみです」

――脚本を読んでの感想はいかがでしたか。

「若林稔弥先生原作のギャグ要素、仕事への葛藤やテーマを活かしながら、アクションシーンを膨らませているのがとても面白くてワクワクしました。パワハラ上司のいる会社を辞めて出会った殺し屋がホワイト企業だった、という設定が面白い。若林先生が描いたポップな世界観で成り立っていたブラックユーモアを、実写の生々しさを超えて表現できるだろうか? この面白さが伝わるようにやり切れるのだろうか?とドキドキもしています。観る人の心をスカッとさせるストーリーの面白さを伝えられるよう頑張ります」

――自分が演じるキャラクターについての感想を伺わせてください。

「この作品は楽しいシーンやスカッとするシーンが待っていますが、私が演じさせていただくカナコは仕事について、日常生活について、自分のあり方について様々な問題に直面してちゃんと葛藤します。それでも殺し屋の仕事に生きがいを見つけ、突っ走っていく様には勇気づけられエネルギーをもらえます。少し不思議な感覚です。自分の為にもしくは人の為に生きるとは何か? を突きつけられるカナコの殺し屋生活を、思いっきり爽快に演じたいと思います」

○藤ヶ谷太輔

――脚本を読んでの感想はいかがでしたか。

「CGをたくさん使いながらの、とても面白いブラックコメディの世界観でした。どうなるのか撮影がすごく楽しみです。僕自身ブラックコメディはあまり経験がないので、とても楽しみにしています。のんさんと良いバディになれるよう、チーム一丸となり、面白いブラックコメディをしっかりお届けできるよう頑張ります」

――自分が演じるキャラクターについての感想を伺わせてください。

「桜井という殺し屋の役です。セリフがほとんど『殺すぞ』のみで表現しないといけないのが大変そうではありますが、監督を頼りながらしっかりと機微を表現できるように構築していけたらなと思っております」

――アクションシーンへの意気込みを聞かせてください。

「絶賛練習中です! 早く上手くなりたい! その一心でレッスンをしています。しっかりと集中して、行けるところまで頑張ります」

○英勉

「のんさんと藤ヶ谷さんにカナコと桜井をおねがいできるなんて、やる気に燃えてます。メラメラメラメラポメラニアン」

○若林稔弥

「仕事で疲れて帰ってきて、何かやりたいこととかあったはずなのに、そんな気力は無く、かといってすぐ寝るのももったいなくて、ダラダラSNSを眺めて消耗している……。そんな僕やあなたのために描いた漫画です!! 世の中の理不尽を!! 怒りを!! 悲しみを!! そしてそんなものばかり眺めてイライラしてる自分を!! ぶっ殺すために描いた漫画です!! それがこんな、素敵な方々にドラマにしていただけるだなんて……!! 働くみなさんの癒しになりますように!!  よろしくお願いします!!」

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