【光る君へ】玉置玲央の道兼ラストの心境とは 関白として活躍より「道長ごめん」
俳優・玉置玲央が5日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)で演じ切った藤原道兼についての思いを同ドラマの公式ホームページの人気企画「君かたり」で明かした。同企画は注目シーンなどを撮り終えたキャストが撮影現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画。
藤原道兼を演じる玉置玲央が公式HPの企画「君かたり」で明かした道兼への思い
俳優・玉置玲央が5日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)で演じ切った藤原道兼についての思いを同ドラマの公式ホームページの人気企画「君かたり」で明かした。同企画は注目シーンなどを撮り終えたキャストが撮影現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
5日に放送された『光る君へ』の第18回では玉置の演じる道兼が関白就任の日に倒れ、7日後にこの世を去る展開が描かれた。
玉置は「良くも悪くも道兼像をつかめないまま撮影が進んだ」としながらも「でもその中でも決定的だったのは、やっぱり道長(柄本佑)と心が通じ合ったなと思った瞬間があってそこがやっぱり道兼のターニングポイントだったんじゃないかなと思うんです」と紹介した。
その上で、道兼にとっての道長という存在について言及。「道長によって知らず知らずのうちに矯正されていったというか、人らしい気持ちを、心を手に入れていったような気がしていて……道兼自身も変わったところもありますけど、道長のおかげでまっとうな人間になれた、させてもらえたような気がしているんです」と語った。
その後、道兼の最期について言及。「『関白として活躍したかったなとか、それこそ道長にもっと兄としていいところを見せたかったな』みたいなことは全然なくて、あくまで撮影していた自分の感覚ですけど、最終的には『道長ごめん』という感情が強かったんです…『申し訳ない。ごめん』みたいな感覚が強かったです」と明かした。