俳優の大貫勇輔の妻で元宝塚の俳優・沙央くらまが第2子を妊娠していることが分かった。懐妊に伴い舞台『鋼の錬金術師』の出演は見送ることが3日、公式Xで発表された。

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「ラスト役 沙央くらまさん 出演に関するお知らせ」と題した文書を掲載。「本公演にラスト役で出演を予定しておりました沙央くらまさんにつきまして、所属事務所よりご懐妊されたとの報告を受けました」と発表。

　そして「ご本人および所属事務所と製作委員会で協議を重ねました結果、沙央さんのご体調を第一と考え、本公演の出演を見送らせていただくこととなりました」と伝えた。

「沙央くらまさんの出演を楽しみにされていた皆様には、深くお詫び申し上げます。ラスト役につきましては、沙央くらまさんに代わりまして、大湖せしるさんにご出演いただき、予定通り6月8日（土）18：00公演より上演いたします。なお、沙央くらまさんのキャスト先行にてチケットをご購入いただいたお客様で、払い戻しをご希望のお客様には、チケットの払い戻しを承ります」と説明した。

　また、キービジュアル、公演グッズは、現時点では出演者変更に伴う差し替えの予定はないようだ。

　最後に「本公演に向けて、出演者・スタッフ一同、より良い作品をお届けできるよう努めてまいります。何卒ご理解を賜りますよう重ねてお願い申し上げます」と理解を求めた。

　沙央は東京都出身。元宝塚歌劇団専科男役。2001年に宝塚歌劇団に入団。宙組「ベルサイユのばら2001」で初舞台を踏み、雪組、月組、専科に在籍。高い演技力と歌唱力を持った男役スターとして活躍。2018年2月に宝塚歌劇団を対談し、現在は舞台、映画、テレビ、ラジオ、MCのほか、美容等のブランドプロデュースをするなど多才派女優として活躍中。