グローバルボーイズグループ・JO1の川西拓実が2日、都内で行われた映画『バジーノイズ』特別前夜祭に出席した。

　本作は、ビッグコミックスピリッツで連載されていたむつき潤の同名コミックを、ドラマ『silent』などの風間太樹監督で実写映画化。友達も恋人も作らず、頭の中に流れている音楽だけに寄り添って生きている青年・清澄（川西）が、清澄の音楽に魅了され、彼の音楽を多くの人に届けたいと思い行動する潮（桜田ひより）と出会うことによって、変化していく姿を描く。

　映画初主演という大役を担った川西。いよいよ公開が明日に近づいたことに「約1年前に撮影していたのですが、明日公開ということで胸が躍る気持ちです」と緊張した面持ちで語ると「今日ここにいるメンバーだけではなく、たくさんの人たちで一生懸命作った作品が、多くの人に届いてくれたらうれしいです」と思いを伝える。

　また作品の内容にちなみ「私の人生を変えた○○との出会い」というトークが展開。川西は「デニム」と回答すると「ふらっと入ったお店で一目ぼれした上下のデニムがあったんです。いま毎日着ているのですが、そのときこのデニムはどうやって作られたんだろうと思うようになりました。それから服を買うときも、それ以外のものでも歴史などを調べるようになったんです」と思考が深くなったことを明かした。

　この日がサプライズで原作者のむつき潤からサプライズで手紙が贈られる演出が。手紙に「連載当時から映像化企画自体はありましたが、完結後のいまになったのは、川西拓実さんを見つけるための時間だったのかも」と書かれているのを聞いた川西は「清澄と川西拓実が重なる部分があったので、本当にうれしい」と笑顔を見せた。

　イベントには川西と共にダブル主演を務めた桜田、井之脇海、柳俊太郎、風間監督も参加した。

※柳俊太郎の「柳」の正式表記は旧漢字