中森明菜、42周年記念日にデビュー曲『スローモーション』披露…ファン「キーが下がっても良さがある」
歌手の中森明菜(58)が1日にXを更新し、デビュー42周年を迎えたことを報告した。
本人はXに投稿「みなさまのおかげ」「おだやかに見守って」
歌手の中森明菜(58)が1日にXを更新し、デビュー42周年を迎えたことを報告した。
「いつも応援してくださるファンのみなさまへ。本日はデビュー記念日となります。42周年を迎えることができているのは、みなさまのおかげです。本当に本当にありがとうございます…!これからもおだやかに見守っていただけるとうれしいです。あきな」
明菜は16歳だった1982年5月1日、シングル『スローモーション』でデビュー。同曲に続き、2枚目のシングル『少女A』がヒット。翌83年には『セカンドラブ』『禁区』なども大ヒットさせ、松田聖子と並ぶ2強アイドルになった。
明菜はその後も多数のヒット曲を残してきたが、2017年末から体調不良で長期の療養生活を送っていた。そして、昨年12月24日にYouTubeチャンネル開設。アップされた6分26秒のモノクロ動画には、レコーディングをする明菜の姿がモノクロで映し出された。『北ウイング』(84年)を『北ウイング-CLASSIC-』と題して歌唱。作曲家・林哲司氏の『林哲司50周年記念トリビュートアルバム サウダージ』(昨年11月8日発売)に収録した時のものだった。
4月1日には、ワーナーミュージック・ジャパンがデビュー42周年記念日の5月1日まで毎週水曜日、明菜が5週連続でセルフカバーの動画を公開する企画を発表。4月3日に第1弾『TATTOO』(88年)、10日に第2弾『BLONDE』(87年)、17日に第3弾『ジプシー・クイーン』(86年)、24日に第4弾『北ウイング』、そして、この日に第5弾『スローモーション』の歌唱動画を公開した。
前4曲と同様にジャズバージョンにアレンジされており、明菜は手を後ろで組んでマイクに向かった。主に低音域での歌唱。時折目を細めつつ、思い入れのある歌詞をかみしめていた。
1日午後8時の時点で、セルフカバー5曲の動画再生回数は、『TATTOO』(約600万回=4週間)、『BLONDE』(約328万回=3週間)、『ジプシー・クイーン』(約502万回=2週間)、『北ウイング』(約184万回=1週間)、『スローモーション』(約68万回=11時間)と高数値を記録。『スローモーション』の歌唱について、ファンはネット上で「すごくいい」「慈愛に満ちている」「キーが下がっても変わらぬ良さがある」などの声を上げている。
予告された動画シリーズ公開はこれで終了だが、明菜は59歳の誕生日となる7月13日に合わせ、ファンクラブ会員を対象にしたイベントを開催予定。実現すれば、約6年半ぶりのステージになる。