s**t kingz小栗基裕×坂ノ上茜、W主演舞台『空夢』が開幕「海路ワールドをお楽しみください!」
昨年第29回劇作家協会新人戯曲賞を受賞した海路(みろ)が主宰の、今勢いに乗る劇団papercraftの新作公演『空夢』が26日から東京・すみだパークシアター倉にて開幕した。s**t kingz(シットキングス)の小栗基裕と坂ノ上茜のコメントも到着した。
5月6日まですみだパークシアター倉にて上演予定
昨年第29回劇作家協会新人戯曲賞を受賞した海路(みろ)が主宰の、今勢いに乗る劇団papercraftの新作公演『空夢』が26日から東京・すみだパークシアター倉にて開幕した。s**t kingz(シットキングス)の小栗基裕と坂ノ上茜のコメントも到着した。
世界的ダンスパフォーマンスグループ・s**t kingzのメンバーで、瀬戸山美咲演出の舞台『ある都市の死』、映画『孤狼の血 LEVEL2』、NHK 連続テレビ小説『ブギウギ』に出演するなど、俳優としても活動の幅を広げている小栗と、ドラマ『チア☆ダン』『監察医 朝顔』、『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』など俳優としてはもちろん、『王様のブランチ』レポーターや『町中華で飲ろうぜ』などバラエティー番組での活躍もめざましい坂ノ上がダブル主演。
さらに、劇団4ドル50セントの前田悠雅、ダンサー・振付家として活躍する傍ら、最近ではKAATプロデュース『ジャズ大名』や第66回岸田國士戯曲賞を受賞した範宙遊泳『バナナの花は食べられる』などに出演の入手杏奈、番外公演『ミタココロ』に続き出演の朝田淳弥、佐々木修二、そして猫のホテルの村上航が名を連ねている。
作・演出は、これまでの劇団papercraft全作品を手掛ける海路が務めており、第29回劇作家協会新人戯曲賞受賞後、初の劇団本公演として、注目されている。
同作品は、ある家庭に2日前にやってきた家政夫が、ある女の「同級生の街」で起きた不可思議な話を語り始め、「その街の同級生が一人多かったことで一人減らさないといけなくなる」、という導入から始まる。
男1役の小栗と女1役の坂ノ上が、婚約をしその街でレストランを営む恋人達を演じ、男2、男3、男4、女2、女3と、記号的な役名を付けられたその他登場人物達が、二人の日常を狂わせていく物語が展開されていく。
公演は5月6日まで上演予定で、当日券は全公演販売を予定している。
海路は「知ってるような、知らないようなお話です。これは。というか、知らないとは言わせたくない話です。創作期間を経て、よりそんな思いが強まりました。この物語が生まれたのは、偶然なのか必然なのか。偶然だとは言わせたくない、そんな物語です、これは」と説明。
小栗は「今回の脚本は大きな大きな迷路のようで海路さんと出演者みんなで沢山話し合いながら、目的地を目指す日々でした。そしてこの迷路は面白い事に目的地までの道が何通りもあってその日どのルートを通ってゴールするかは誰にも分からない。きっとまだまだ発見されていない道も沢山あります!」と稽古の日々を振り返った。
そし、て「皆さんにも一緒にこの迷路をドキドキしながら歩いて貰えたら幸せです! 不思議だけど、ふとした瞬間にこの現実の世界に、そしてあなた自身にチクっと針を刺すような、そんな海路ワールドをお楽しみください!」とコメントした。
坂ノ上も「本日、初日を迎えました。まずは無事に幕が開いたこと、そしてお客様に作品を観ていただけたことを嬉しく思います。スタッフキャストみんなで和気藹々としながらも一丸となって毎日稽古を重ねてきました。見終えた後も余韻に浸れるような作品になっていたら嬉しいです。5月6日まで公演は続きますので、気になる方は是非観に来てください! 2度目の楽しさも味わえる作品だと思うので、リピーターさんももちろん大歓迎です」とアピールした。