俳優の松本まりか、上杉柊平、鈴木愛理、お笑い芸人の川西賢志郎が21日、ABCテレビ・テレビ朝日系の連続ドラマ『ミス・ターゲット』（日曜午後10時）の放送開始記念イベントに出席した。

　初回放送を今夜に控え、出演者4人が、東急プラザ表参道原宿・おもはらの森に登場。会場に集まったファンに向け、ドラマの魅力をアピールした。

　本作の主人公・朝倉すみれ（松本）は美貌と巧みなテクニックで数々の男を手玉に取ってきた結婚詐欺師。男の基準はズバリ“金”、信じられるのは福沢諭吉という、詐欺師としての価値観の染み付いた彼女が、本気の婚活にチャレンジするところから物語がスタートする。

　そこで物語のテーマ「大事なのは“愛”か？“お金”か？」という難題を会場に集まったファンにアンケート。答えは、“愛”派が約80％と圧倒的な結果となった。

　キャスト4人はというと、松本以外の3人は“愛”、松本だけ「“愛”より“お金”です！　私は“すみれ”ですから」と断言。上杉が「“お金”より“愛”です」と答えると、松本が「違いますよね？“お金”ですよね？」と詰め寄る場面もあった。

　それに対して上杉は「いやいや！　“愛”があったらいいなと思ってますよ」と否定するも、松本が「みんなに良い顔したいんじゃないの？」とさらに畳みかけ、「したい！　それはしたいです！」といい、会場の笑いを誘った。

　また、“愛”を選んだ鈴木は、「デヴィ夫人さんが“お金がないと愛も続かない”とテレビでおっしゃっていて、なるほどと思ったのでちょっと迷いましたが、名前が“愛”理なんで！」と語ると、会場からは歓声が起った。

　上杉が「人前ですもんね～、さすがに“愛”ですよね～」と同意を求めると、松本がすかさず「私、人前で“愛よりお金”って出してるんですよ！」とツッコミ。それを見ていた川西が「ドラマ愛を感じます、さすがです！」と尊敬のまなざしを向けた。

　そんな川西も“愛”派。「吉本背負って出てきて、“愛よりお金”って言ったらやらしすぎるでしょ！　吉本を代表して、吉本全員“愛”ですよ！」と笑いを取るひとコマも。

　さらに「今回、川西さんがドラマにご出演してくださることに、本当に感激しています」という松本は「第1話の演技も素敵で、学ばせていただいております」と発言。川西から「よう言うわ！　俺の背中を松本まりかが見ていると思ったら、動けなくなりますよ！」とツッコミ。

　そんな中、川西のものまねをよくしているものまね芸人のJPが客席に完全プライベートで登場。川西そっくりのものまねを披露するJPに松本も「川西さ～ん！」と呼びかけ、川西は「ドラマでいつかJPが俺にとって代わったりするんかな……」と不安げにしていた。