本上まなみ、山で視聴者に声かけられる レギュラー登山番組のファン層拡大に驚き
俳優の本上まなみ(48)が20日、レギュラー出演中BS朝日の登山番組『そこに山があるから』の放送100回記念イベント『そこ山フェスティバル』に金子貴俊(46)、南野陽子(56)と出席し、山でのロケでの意外な裏話などを語った。
金子貴俊は初登山が富士山
俳優の本上まなみ(48)が20日、レギュラー出演中BS朝日の登山番組『そこに山があるから』の放送100回記念イベント『そこ山フェスティバル』に金子貴俊(46)、南野陽子(56)と出席し、山でのロケでの意外な裏話などを語った。
本上は金子と『そこに山があるから』レギュラーとして、一昨年から全国各地の山に登ってきた。番組は放送100回目を迎え、この日の公開イベントにも多くの視聴者がつめかけた。
ロケで印象に残っている出来事として、「山で『そこ山の収録ですか』と声をかけられて。さらにその人は『先週金子さんにも会いましたよ』と言っていて、金子さんが登った山にも登っていたそうです。もうあとは(南野に会ったら)コンプリートできるかもってすごくテンションの上がっている人と会いました。山ってこういうすごい偶然の出来事が多いです」と番組視聴者との出会いに驚いた思い出を挙げた。
本上は実家が山形県にあり、幼い頃はよく実家に近い山で遊んだと振り返る。「夏休み期間をずっと山形の庄内で過ごしていて、朝から出羽三山の山の中で遊んで、おばあちゃんが作ってくれたおにぎりを食べたり……毎日交互に山に行ったり海に行ったり、野に放たれた子ども時代でした」という。登山の楽しみは「そんな子ども時代だったので、頂上を目指すだけじゃなくて、面白い虫や植物を見つけたり『これなんだろう』とすれ違う人に聞いたりして、自然に親しめるところも面白さです。ロケでも眺望の良くないところを通ったりもしょっちゅうですが、そこも含めて山の面白さだなと思います」と、経験からのリアルに感じる登山のよさを話した。
一方、初めての登山経験が小学生時代に登った富士山だったという金子は「でも当時は小学5年生でほとんど何の装備もなく、今やったら怒られそうな装備でした(笑)きつい経験でしたが達成感は覚えています」と振り返る。ほかにも金子は登山の思い出に「10年ほど前に、前穂高をロッククライミングするようなルートで登ったことがあり、すごくきつかったです。普通の人が見れないような景色の中でパンを食べる自分に『生きてる!』という実感がして、それから登山にハマりました」という経験を挙げた。
100回を迎えた番組で、本上と金子はこれからやってみたいことを聞かれ「いろんなルートから(同じ山を)登ってみたいし、グルメ対決も」(本上)、「リレー登山をやってみたいです。ここまで本上さん、南野さんのようにつないでいって」(金子)と答えた。南野も「「100回を200回にしていって、日本のたくさんの素敵な山を皆さんに紹介していきます」と。レギュラー陣そろってこれからの展開にも意欲を見せた。