『ゴジラ-1.0』の山崎貴氏、映画監督デビューの原点は妻の存在「こんなに辛い思いをするのだったら」
映画監督の山崎貴監督が20日、都内で行われた、映画『陰陽師0(ぜろ)』公開記念舞台あいさつにサプライズ登場。妻で本作のメガホンをとった佐藤嗣麻子氏を祝福した。
映画『陰陽師0』公開記念舞台あいさつ
映画監督の山崎貴監督が20日、都内で行われた、映画『陰陽師0(ぜろ)』公開記念舞台あいさつにサプライズ登場。妻で本作のメガホンをとった佐藤嗣麻子氏を祝福した。
アカデミー賞視覚効果賞受賞作品『ゴジラ-1.0』などの作品で知られる山崎氏は、佐藤氏と同じ阿佐ヶ谷美術専門学校出身で、2012年に結婚を発表した。
山崎氏は映画監督としてデビューする前、佐藤氏の作品にVFXで関わっていたが、佐藤氏が厳しかったことを暴露。「こんなに辛い思いをするのだったら、自分の作品を作ったほうがいいと思って監督を目指しました。ある種、原点です」と明かした。
今作の感想を聞かれると、「うちではお互いの作品のことを、求められない限り、一切ノータッチ」と映画監督ならではの家庭内ルールを説明し、「ある日、見せてもらったんですけど、よかったです」とコメント。「彼女が苦労していたのを側で見ていたので、やっとその思いが成就して、この作品ができたのだったら、今までの戦いは無駄じゃなかったと思って感動しました」と労った。
本作は、累計発行部数680万部超を記録する夢枕獏の小説『陰陽師』シリーズが原作の呪術エンターテインメント。安倍晴明(山崎賢人)が陰陽師になる前の知られざる学生時代を描いた、完全オリジナルストーリーが展開される。
舞台あいさつには、山崎賢人、染谷将太、奈緒、安藤政信、板垣李光人も登壇した。
※山崎賢人の「崎」の正式表記はたつさき