菅田将暉主演『Cloud クラウド』9月27日公開決定 恐怖象徴のティザービジュアルも解禁に

俳優の菅田将暉が主演する映画『Cloud クラウド』の公開日が9月27日に決定した。併せて、ティザービジュアルが23日に解禁された。

2つのビジュアルが解禁【写真:(C)2024 「Cloud」 製作委員会】
2つのビジュアルが解禁【写真:(C)2024 「Cloud」 製作委員会】

転売で稼ぐ主人公の日常が突然壊される

 俳優の菅田将暉が主演する映画『Cloud クラウド』の公開日が9月27日に決定した。併せて、ティザービジュアルが23日に解禁された。

 同作は、『スパイの妻』で第77回ベネチア国際映画祭銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した黒沢清監督の最新作。憎悪の連鎖から生まれる“集団狂気”を描いたサスペンス・スリラー。菅田は、「ラーテル」というハンドルネームを使い転売で稼ぐ主人公・吉井良介を演じる。転売で稼ぐ仕事が軌道に乗り出した頃、吉井の周囲で不審な出来事が重なり始め、これまでの「日常」が壊されていく。

 吉井の謎多き恋人・秋子役を古川琴音、吉井に雇われたバイト青年・佐野役を奥平大兼、ネットカフェで生活する男・三宅役を岡山天音、吉井が働く工場の社長・滝本役を荒川良々、吉井を転売業に誘う先輩・村岡役を窪田正孝が演じる。

 解禁されたティザーポスタービジュアルは2種類。1枚は不慣れな持ち方で拳銃を握り、廃墟にたたずむ吉井の姿。拳銃を持っている理由は分からないが、日常が壊されていく姿を象徴している。もう一方のビジュアルは、すりガラスの扉の向こうに立つ、袋マスクの男。突然“匿名”の不特定多数者から狙われる恐怖を象徴するビジュアルとなっている。

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