【べらぼう】福原遥、当代一の花魁役で大河初出演「今も信じられないくらい本当にうれしい」

NHKが15日、俳優の福原遥が2025年放送の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』に出演することを発表した。福原は、22年度後期の連続テレビ小説『舞いあがれ!』でヒロインを務めているが大河ドラマ出演は初めて。

福原遥【写真:(C)NHK】
福原遥【写真:(C)NHK】

来年放送のNHKの大河ドラマで当代一の花魁の誰袖(たがそで)役

 NHKが15日、俳優の福原遥が2025年放送の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』に出演することを発表した。福原は、22年度後期の連続テレビ小説『舞いあがれ!』でヒロインを務めているが大河ドラマ出演は初めて。

 作品は、18世紀半ばの江戸が舞台。江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった主人公の“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)を軸にした痛快エンターテインメント。福原が演じるのは“疑惑の金”で身請けされた、蔦重を慕う当代一の花魁の誰袖(たがそで)という。

 福原は「蔦重を慕う花魁の誰袖と聞いてまず、江戸時代の花魁という世界は一体どんな世界なんだろうと思いました。すごくきらびやかに見える一方で、きっと陰もある世界に身を置く誰袖の心情・苦悩などいろんな顔があるだろうなと感じています。今まで自分が演じたことのない役どころなので、不安もありますが、誠心誠意努めてまいりたいと思います」とコメントした。

 さらに、主演の横浜流星についても言及。

「横浜流星さん演じる蔦屋重三郎との関係性もどうなっていくのかとても楽しみです。横浜流星さんとは10年くらい前に共演させていただいており、今回またご一緒できると聞いて、とてもうれしかったですし心強いです! 今からお芝居をご一緒できるのがとても楽しみです。大河ドラマに出演させていただくことは、目標にしていたことだったので、今もまだ信じられないくらい、本当にうれしく思っております。見てくださる皆さまに楽しんでいただける、愛される誰袖を演じられるよう精いっぱい頑張りたいです」と意気込んだ。

 誰袖は、吉原の新興勢力・大文字屋の遊女。禿(かむろ)上がりの振袖新造(ふりそでしんぞう)の時には「かをり」と名乗り、蔦屋重三郎に一方的な恋心を抱いていた。やがて成長し、吉原を代表する花魁となる。その後、老中・田沼意次の“懐刀”ともいえる勘定組頭を務めていた幕臣・土山宗次郎に祝儀を含めて1200両という莫大な金額で身請けされ、江戸中にその名を広めることに。しかし、その金の出所についてある疑惑が生まれ、やがて吉原と江戸幕府、そして蔦重と誰袖の人生を揺るがす大事件へと発展していくという。

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