【虎に翼】存続危機に陥る明律大女子部 解決策に寅子らが考えたことは

俳優の伊藤沙莉が、主人公・猪爪寅子を演じるNHKの連続テレビ小説『虎に翼』(月~土曜、午前8時)。第2週は、寅子が傍聴した暴力夫と女性の裁判で「法律は盾のように人を守るためのもの」と考えるようになる様子が描かれた。15日から始まる第3週はどんな展開になるのか。

左奥から猪爪寅子(伊藤沙莉)、大庭梅子(平岩紙)、崔香淑(ハ・ヨンス)、桜川涼子(桜井ユキ )【写真:(C)NHK】
左奥から猪爪寅子(伊藤沙莉)、大庭梅子(平岩紙)、崔香淑(ハ・ヨンス)、桜川涼子(桜井ユキ )【写真:(C)NHK】

伊藤沙莉が主人公・猪爪寅子を演じるNHKの連続テレビ小説 第3週の見どころ

 俳優の伊藤沙莉が、主人公・猪爪寅子を演じるNHKの連続テレビ小説『虎に翼』(月~土曜、午前8時)。第2週は、寅子が傍聴した暴力夫と女性の裁判で「法律は盾のように人を守るためのもの」と考えるようになる様子が描かれた。15日から始まる第3週はどんな展開になるのか。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると、生徒数が減り、存続の危機に陥る明律大学女子部。宣伝のため2年生の寅子たちは3年生と合同で法廷劇を上演することになった。よね(土居志央梨)は涼子(桜井ユキ)が書いた法廷劇の脚本を「甘い」と批判し、寅子と言い合いになるという。本番の日。女子部をからかう男子学生・小橋(名村辰)らの妨害があり、法廷劇は中止に追い込まれる。けがをしたよねを運んだ女子部一同は、よねが働きながら苦労して弁護士を目指していることを知る。かける言葉が見つからない寅子は、実際の事件を徹底的に調べようと提案するという。

 元気で積極的な寅子の姿に元気をもらえると感じる視聴者も多いと思うが、この作品のもう一つの魅力はところどころに散りばめられたコミカルなシーン。さらに、尾野真千子によるナレーションも大きな魅力。単純に状況を補足説明するだけでなく、寅子の心の声か登場人物の1人かのように主観を交えて語ったり、時折、くすっと笑わせてくれたりもする。SNS上の反応は「楽しい」という声が多い。第3週も物語とナレーションが一体になって総力戦で視聴者を楽しませてくれることを期待したい。

 物語は日本で初めて法曹界に飛び込んだ女性の実話に基づく骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が見事に解決される爽快感も味わえるリーガルエンターテインメント。

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